「Ex Wi-Fi」は2019年9月頃にSoftbankの回線で月間50GBがの通信ができるプランとしてサービスを提供していました。
クラウドSIM技術を使ったクラウドWiFiとして50GBプランと100GBプランという2つのプランでのサービスに変わりました。
クラウドSIM技術を使ったモバイルWiFiのサービスは無制限使い放題というのが謳い文句でいろいろなサービスが登場する中、「Ex Wi-Fi」は月間に上限が50GBのソフトバンクのプランを提供していました。
クラウドSIMの技術を利用して無制限と謳っていた無制限WiFiサービスは、どんなときもWIFIの行政指導をへの対応「実際の品質より著しく高い品質をうたうことの是正」に従う形で、類似する殆どのサービス(uCloudLink社のクラウドSIMの技術と端末をつかっていたWiFiサービス)は新規申し込みを停止しました。継続できているサービスはデータ通信の上限が設定されてサービスを提供しています。
無制限で使い放題のWiFiサービスはどんなときもWIFIの行政指導にどんな変化をしたのか?
無制限に流れている中、データ通信の上限有りのSIMを挿したモバイルWiFiを提供していた「Ex Wi-Fi」がクラウドSIMの技術のつかった「Ex Wi-Fi CLOUD」開始していました。
今回はEx Wi-Fi CLOUDを取り上げます。
目次
「Ex Wi-Fi CLOUD」プラン
データ容量 | 50GB | 100GB |
月額料金 | 2,780円 | 3,250円 |
契約期間 | 3年 | |
自動更新 | あり | |
事務手数料 | 3,000円 | |
送料 | 無料 | |
端末弁済金 | 23,400円 | |
支払い方法 | クレジットカードのみ | |
クーリングオフ | 8日以内 | |
途中解約違約金 | 4500円 |
めずらしい50GBプラン
クラウドSIMをつかったサービスで月間50GBというのは珍しいプランです。大容量を求める人は多いですが、ほとんどの利用者は月間50GBあれば充分で、「Ex Wi-Fi」として50GBのプランでこれまでサービスを運営してきて、獲得できた中容量ユーザー向けをこれからも広げていくためのプランなのだと思います。
50GBのプランをもっているのは、以前紹介したぴたっとWiFiが出しているプランくらいだったとように思います。
Ex Wi-Fi CloudはぴたっとWiFiよりも後発のプラン発表になるからなのか、50GBのプランの月額がぴたっとWiFiより20円安くなっています。
Ex Wi-Fi Cloud | ぴたっとWiFi | |
データ容量 | 50GB | |
月額料金 | 2780円 | 2800円 |
契約期間 | 3年 | 18ヶ月 |
自動更新 | あり | なし |
事務手数料 | 3,000円 |
国内・海外で使える ぴたっとWi-Fiが国内50GBプランを開始
50GBプランを考えると、契約期間や縛りをがEx Wi-Fi Cloudの方が長くなります。
「Ex Wi-Fi CLOUD」気になる点
契約期間が3年で契約は自動更新
自動更新後は解約の申し出がない限り3年単位で自動更新されてしまいます。
Ex Wi-Fi Cloudに限らず自動更新は注意しましょう。
途中解約は端末代金が請求される
契約途中でやめる場合違約金は4500円と他のサービスに比べると安いですが、利用するWiFiルータの残金を支払う必要があります。
例えば1年間利用してから解約をした場合は、650円×24ヶ月(契約の残月)+4,500円(解約金)で、20,100円を支払うことになります。
「Ex Wi-Fi CLOUD」のWiFiルーター
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WiFiルーター | U2s | U3 |
重量 | 151g | 125g |
端末サイズ | 127×65.7×14.2mm | 126×66×10mm |
液晶サイズ | なし | |
連続通信時間 | 約12時間 | |
下り最大 | 150.0Mbps | |
上り最大 | 50.0Mbps | |
付属品 | USBケーブルType-B | USB Type-Cケーブル |
SIMスロット | 物理SIMを指すことが可能 | 無い |
同時接続台数 | 5台 | 10台 |
機能面では、U3の方が同時接続台数が10台で多く、U3が新しい端末ということもあり、若干小さくなり、軽くなっています。
以前紹介した、どこよりもWiFiとまったく同じ端末です。
無制限を終了した「どこよりもWiFi」上限100GB新プランを開始 新プランレビュー
「Ex Wi-Fi CLOUD」レビュー
無制限で使い放題が売りのWiFiサービスが隆盛を誇っていた中、「Ex Wi-Fi」として50GBの月上限のプランで利用者を増やしてサービスを提供をしてきたからだとおもいますが、公式サイトではあえて無制限じゃないということのアピールがあります。
使えるデータ容量は保証するから安心してくれというアピールでこだわりの現れなのかもしれませんが、強調されています。
「無制限で使い放題というキャッチコピーだが、速度制限はかけてるよ。」というこれまでの他のサービス状況が異常だっただけで、行政指導の対象にもなったほどですので、本来は上限のデータ使用量まで使えて当たり前なので、アピールするポイントではないと思いますが。
クラウドSIM技術はSIMを切り替えることでデータ容量の増減をコントロールできる反面、利用者が増加し始め、SIMの調達が滞ると、速度が低下するリスクはありますので、そうならないようにも上限があることを強調することで、配慮しているということを表していることなのかもしれません。
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