クラウドSIMを使った「限界突破WiFi」が月間300GBのプランの申込みを再開

限界突破WiFiが公式ウェブサイトを更新し、WEB上で新規受付を再開しました。
2020年3月の通信障害というか、おそらくは、どんなときもWiFiと同じようににSIMの調達ができなくなり、クラウドSIMの管理の上で、無制限通信が維持できなくなったことが推測されます。
これを受けて、限界突破WiFiを運営するX-Mobileの木野社長はYouTubeに謝罪動画をアップし、
また、無制限で使い放題のWiFiサービスから月次の上限ありのWiFiサービスに強制的に利用者を切り替えるサービスを維持する方向性をとり、納得のいかない利用者に対しては、違約金なしでの契約解除を提示したり、乗り換えにかかる費用を負担するなどの真摯な対応を示したことがとても好印象でした。

そんな限界突破WiFiが新規申込み受付を再開しました。

限界突破WiFiの特徴は1日最大10GB

限界突破WiFiはの月次の上限はありながらも、1日最大で10GBまで通信できるサービスとなっています。
月間のデータ通信量に制限はないが、通信の快適さに損・得が生まれないよう通信速度に独自の取り組みとして通信速度について「思いやり工夫」をという段階性の通信速度制限を設けています。

1日あたり10GBまで通信できる「思いやり工夫」

5GBまで 高速データ利用(4G LTE)
5-10GB 快適なデータ利用(下り 4.0Mbps / 上り 1.0Mbps)
10GB以上 128kbps

高速データ通信量を使い切っても、毎日24:00にリセットされ 翌日からは高速通信が可能となります。

限界突破WiFiのプラン

月額費用 3,500円
初期費用 なし
データ通信容量上限 10GB/日
月間約300GB
契約期間 2年間
違約金 24ヶ月まで18,000円
25-27ヶ月:無料
27ヶ月以降:5000円
WiFi端末 jetfon P6 OEM

2年契約で自動更新です。
更新月が2ヶ月あり、その間は違約金がかかりません。
初期契約費用無料となっています。

限界突破WiFi速度制限について

前述の表にもあるように、1日のデータ通信量の5GB以下の場合は通常の4Gで通信が可能で
5GBをから10GBまでは下り4Mbps /上り1Mbpsに制限さます。4Mbpsあれば、オンラインゲームも動画も問題ありませんし、ビデオ会議も途切れるようなことはない速度です。
10GBを超えると128kbpsまで速度制限がかかります。
なので、10GBまでは速度制限がかかってもよくわからない状態だと思います。
この制限は当日のみとなり、毎日24時にリセットされ、翌日からまた10GB使えます。

限界突破WiFiはどんな人におすすめか?

申込みのページで確認事項として限界突破WIFIを利用に向いている人と向いてない人の記載まであります。

引用元:限界突破WiFi

光回線のように使い放題ではいし、4K高画質の動画をみたりすることには向いてないということがわかると思います。

限界突破WiFi レビュー

限界突破WiFiを運営するX-Mobile木野社長の動画を見て、トラブル後にサービスを知りました。利用者に向けた真摯な対応から好感をもっており、何かしらまたサービスをさいかいさせてほしいなあとおもっていましたが、申込みを停止したプランをそのままWEBでも受付を開始できるようになるとは驚きました。
月間で300GB使える限界突破WiFiのプランですが、無制限でなくなったとはいえ、充分すぎるデータ通信容量だとおもいます。

限界突破WiFiは通信の低速化がおき始めた2020年3月ごろには、利用できるデータ通信容量に上限をすぐに定め、利用者が快適に通信できる環境を整えようとしました。新規申し込みも停止し、解約を無償で受け付け、限界突破WiFiを利用している人たちの通信環境の維持に努めてきたと思います。
クラウドWIFIで問題となって、行政指導まで起きた、「利用者利益の保護」の趣旨に反する「実際の品質より著しく高い品質をうたうこと」は限界突破WiFi行っていませんでしたが、通信速度低下の原因となった大容量のSIMカードの調達は、できていなかったはずです。

クラウドSIM技術をつかったいろいろなWiFiサービスが、次々とサービスを月次の100GBというような上限付きで大容量通信可能なWiFiサービスを提供していきており、
限界突破WiFiはそれらを大きく上回るデータ通信容量でのサービスを再開することができているところから、SoftBankからまた大容量の再販SIMが供給がされ始めたのでしょうか?とても気になるところです。

限界突破WiFi

クラウドSIM技術とは

クラウドSIMはSIMカードの情報をサーバーに保管しサーバーから端末にSIMのデータを送ることで通信できるようにする仕組みです。
クラウドSIMの技術を利用することで、docomo,Au,Softbankというった通信キャリアをサーバー上で切り替えを行うことが可能となり、ドコモがでは繋がりいく場所に利用者がいた場合、Auの回線に切り替えるなどを行うことで、接続できなエリアをカバーをすることができたり、SIMカードがデータ通信容量の上限に達した場合は速度制限になりますが、速度制限になる前に、データ通信容量に余裕のあるSIMカードへ切り替えることで、通信速度制限を避けることなどが可能となります。
クラウドSIMについての詳細については、こちらを御覧ください。
クラウドSIMって何? 仕組み メリット・デメリットを紹介

上限有りのクラウドSIMのクラウドWIFI

サービス名 月額料金 上限 契約期間 事務手数料 端末
限界突破WiFi 3500 10GB/日 24ヶ月 0 jetfon P6 OEM
THE WiFi 4280 4GB/日 24ヶ月 3000 u2s
hi-ho Let’s Wi-Fi 4300 7GB/日 24ヶ月 3000 u2s
Zeus WiFi 4280 100GB/月 なし 3000 H01
2980 40GB/月
地球WiFi 4380 100GB/月 36ヶ月 3000 U3
それがだいじWiFi 3250 100GB/月 24ヶ月 3000 u2s
ポケットモバイル 3250 100GB/月 24ヶ月 3000 u2s
ギガWi-Fi 3250 100GB/月 24ヶ月 3000 u2s/U3

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