格安SIMを利用して通信費を安く抑えたい方にはおすすめなのがSIMフリーモバイルWi-Fiです。
SIMフリータイプなら、docomoやauやソフトバンクのようなキャリアとの2年、3年という長期契約を契約せず、データ通信だけを格安SIMを提供する会社と契約してデータ通信を行うことが出来ます。
ほとんどの格安SIMのサービスのデータ通信のみのプランは契約期間がありません。
初期費用やSIMカードの料金はかかりますが、契約して納得の行かない通信速度であったりすれば、翌月解約することもできます。
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターを持っておくと、リーズナブルにデータ通信を使えるようになって便利になります。
Wi-Fi事業者の視点でSIMフリーのモバイルWi-Fiルーターの選び方をまとめていきます。
目次
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターの選び方の2つのポイント
モバイルWi-Fiルーターには2つのタイプがあります。
「無線タイプ」と「USBスティックタイプ」です。
無線タイプ
無線タイプの小型のWi-Fiルーターはパソコンやスマホ、タブレット、ゲーム機など様々なWi-Fiに対応するデバイスを複数同時にインターネットに接続可能です。
USBスティックタイプ
USBスティックタイプのWi-Fiルーターは、パソコンのUSB端子に挿して使用します。USB端子から給電するため、バッテリー切れの心配をする必要がなく、かなりコンパクトで持ち運びには便利です。ただし無線タイプとちがって、基本はパソコン専用となります。
USBスティックタイプのWi-Fiルーターは最近では販売するメーカーも少なくなっていますので、無線タイプのモバイルWi-Fiルーターについての選び方のポイントをまとめていきます。
1. バッテリーの持ち
モバイルWi-Fiルーターは基本的には、スマートフォンと同じように携帯するためバッテリーが長く持つものを選びましょう。
「mAh」の単位で表されれるバッテリー容量については、基本的には数値の大きいもののがが長い時間起動できるためチェックするポイントとなります。
通信していない間にスリープさせる機能がついていると、無駄な通信や、バッテリーの消費も減らせますし、乗っ取りのリスクも下げられるのでスリープ機能もあるといいと思います。
2. 対応バンド
格安SIMはドコモのネットワークを使ってものが多いですが、auとSoftbankもあります。
対応バンドが多いほうがいろいろなキャリアの格安SIMに対応できます。
対応バンドが多ければ、日本だけでなく海外旅行などで現地のプリペイドSIMをさして使えるので、対応しているバンドが多いというのは選択する際に大切なポイントとなります。
日本でも5Gのサービスがスタートしましたが、まだまだ使える場所が少ないので4G・LTEがメインとなります。
SIMがどこのネットワークなのかを把握して、それに応じたWi-Fiルーターを選びましょう。
日本のキャリアの4G/LTEの対応バンド。
docomo | au | softbank | Rakuten Mobile | |
Band 1 | ○ | ○ | ○ | |
Band 3 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Band 8 | ○ | |||
Band 11 | ○ | ○ | ||
Band 18 | ○ | ○ | ||
Band 19 | ○ | |||
Band 21 | ○ | |||
Band 26 | ○ | |||
Band 28 | ○ | ○ | ○ | |
Band 41 | ○ | ○ | ||
Band 42 | ○ | ○ | ○ |
Band 1, Band 3, Band 8, Band 18(Band 26), Band 19 , Band 41 , Band 42 になります。
おまけ 技適マークの有無
Amazonで販売されているSIMフリーのモバイルWi-Fiルーターは日本のものだけではなく、海外のものもあります。海外でWIFIルーターでも日本の周波数(BAND)に対応していれば、日本で通信することは可能ですが、技適マークがついてないものが多いので注意が必要です。
技適マークについての説明は割愛しますが、技適マークの無い製品を販売している業者が違法とされるのではなく、技適マークが無い製品で通信している利用者が罰せられるという一面があることを理解してく必要はあると思います。この件で利用者が捕まったとか言う話は聞いたことがありませんが、技適マーク問題で楽天がニュースで取り上げられたこともあり、認知も広がっているので、なにがあるかわかりません。技適マークはついている商品を選ぶようにしましょう。
楽天モバイルの技適マーク問題についてはこちらにまとめてありますので御覧ください。
Wi-Fi事業者が考察 Rakuten miniがBand 1非対応になって 何が問題なのか?
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターの選び方の2つのポイントと技適マークのことは理解していただけましたでしょうか? モバイルWi-Fiルーターを購入する際に参考にしていただければと思います。
オススメのSIMフリーWi-Fiルーター
最後に、Wi-Fi事業者の視点からオススメのモバイルWi-Fiルーターを2つ紹介したいと思います。
FS030W
価格:13000円から
- バッテリーが長持ち
- 使わない時はスリープさせられるように設定変更が可能
- 3キャリアに対応した周波数(BAND)
必要な条件をすべて満たしており、コンパクトです。
私達のWiFiレンタルのサービスでもこのFS030Wを採用しております。
Wi-Fiの事業者にとっては使いやすく、レンタルWi-Fiのサービスを提供している会社は弊社に限らずこの商品を利用してサービスを提供しえいるところが多いのは納得です。
詳しい説明はこちら→Wi-Fi事業者が推薦 SIMフリーのモバイルWIFIルーター FS030W
Aterm MR05LN
価格:24500円から
- バッテリーが長持ち
- スリープ機能
- 3キャリアに対応した周波数(BAND)
前述のFS030Wよりも薄く、ディアルSIMにも対応しておりかなり高性能です。
海外で使用する人も多く、対応バンドも多いのが特徴です。
高性能に納得の値段です。
デュアルSIMって何? デュアルSIM特徴と賢い使い方
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターは安いものもありますが、頻繁に使うものですので、最新のものを買うようにしましょう。毎日使うものは快適に使えるほうが良いですよ。
最後に
最後に、ライトポケットでは国内向けの短期利用できる大容量のWi-Fiレンタルサービスを提供しております。ぜひ、ご覧になってください。
国内 短期のWi-Fiレンタル
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