Wi-Fi事業者が考察 Rakuten miniがBand 1非対応になって 何が問題なのか?

Rakuten Miniは発売当初はLTE向け周波数「バンド1(2.1GHz)」に対応していましたが、最近出荷されたRakuten Miniはバンド1が非対応となり、別の周波数帯に変更されていた。ということがいろいろと物議を醸しているようです。

Rakuten Miniとは

rakuten mini
世界最小最軽量・Suicaなども使えるスマートフォンで2020年6月現在1円で購入できる(できた)めちゃくちゃお得な製品です。
Rakuten Miniは物理SIMスロットは搭載しておらず。eSIMの設定で通信をすることになります。
今回問題となっているのは技適マークを有するRakuten Miniが、LTE向け周波数のBAND 1 (2.1GHz)に非対応になったところが問題となっています。

LTE向け周波数「バンド1(2.1GHz)」とは

Band 1 [2.0 – 2.1 GHz](1920MHz~1980MHz/2110MHz~2170MHz)
docomo,au,Softbankの3社が採用している帯域であり、海外のキャリアも多くがBand 1を採用しています。
楽天モバイルはBand 1には対応していません。

4G周波数帯まとめ

 docomoausoftbankRakuten Mobile
Band 1 
Band 3
Band 8   
Band 11  
Band 18  
Band 19   
Band 21   
Band 26   
Band 28 
Band 41  
Band 42 

4G周波数帯をまとめてみるとわかりやすくなります。楽天モバイルに必要なBANDはBAND 3 と BAND 18(au ローミング)となります。
BAND 1は楽天モバイルにとっては使えない周波数帯になります。

他キャリアの流出を防ぐためにBAND 1を非対応にした?

Rakuten miniをBAND 1を非対応にしたことで、他社の通信を使わせないようにしたのではないかという憶測が飛んでましたが、仮にそうだったとしても、楽天モバイルにとってはBAND 1はもともと使えない周波数帯なので、当然の対応ではないと思います。
どうして最初はBAND 1に対応していたのだろう?」と不思議に思うほどです。

docomoやau,SoftbankはeSIM向けのプランを作ったりしないとは思いますが、MVNOは対応してくると思いますし、それを見越してRakuten MiniのBand 1対応を辞めるというのも当然の流れだと思います。今回の仕様変更に対して、楽天モバイルは「アメリカ本土など海外ローミング対応を拡充するため」としてますが、今後の他社のへの流出を防ぎたいというの思いは潜在的にあるにせよ、今回のBAND1非対応にしたのは、この主張のままだとおもいます。

BAND 1に対応していない楽天モバイルは4G/LTEでの戦いというのはかなり不利のため4Gでの戦いよりも、割と平等に割り当てられている5Gや海外展開で戦っていくことを念頭においていると思います。

問題は何か?

今回の問題は技適マークにところにあると思います。

技適マーク

日本の電波法に基づく技術基準適合証明と技術基準適合認定のいずれかあるいは両者の認証がなされていることを表示するマークで、総務省令に定められたものです。
技適マークの無い機器、または技適マークがあっても改造された機器の使用は法律により禁止されており。使用者が罰せられるようになっております

技適マークは決められたBANDで通信すること許可されているということで、申告した周波数帯が通りでないといけません。BAND 1非対応となってしまった場合は申告していることは違うことになります。罰せられるのは、販売者である楽天モバイルではなく、購入して使用する人になります。

ここが問題ですよね。

ただ、技適マークは形骸化しているところもあり、端末に技適があるかなどの確認などをされることはほとんどありません。
公共の電波を干渉させてつかえなくするなどしてしまうことは、犯罪ですしその点はかなり慎重に通信テストなどはされていることだとは思いますが、楽天ほどの大企業の技術てきなことではなく、申告や法的理解の認識の甘さや、対応が良くないことだと思います。

最後に

私は個人的に楽天モバイルをつかっていますので、今回の問題は慎重な対応をしておく必要だったと思っていますが、通信面では満足しており、
今後の楽天モバイルには、ECの楽天のように5Gの回線利用にMVNOにもどんどん提供して、いろいろな企業を巻き込んで大きくサービスを提供していってほしいなあとと思っています。

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