楽天モバイルが運営するIP電話サービス「SMARTalk」の提供を2025年2月28日で終了となります。
SMARTalkは「050」で始まる電話番号を利用できるIP電話サービスで、2013年から開始されたサービスで、維持費がかからないという他のIP電話に無いメリットがありました。
目次
維持費0というSMARTalk
SMARTalkは、スマートフォン向けのIP電話アプリで、主に通話料金の削減を目的として利用していた人も多い思います。
初期費用・月額基本料0円
通話料金も安いという点もよかったですが、初期費用や月額基本料が無料で利用できるため、維持費がかからないというメリットがありました。
SMARTalkをどのように使っていたか
ビジネス用途
月額基本使用料が無料で050番号を持てるため、フリーランスや小規模のビジネス用途でも利用されていたひとが多かったとおもいます。
私も維持費がかからないため、受ける電話専用に一つの番号を保持して、仕事として受ける電話番号としてつかっていたこともあります。
固定電話
一人ひとりスマートフォンを持っている時代ですが、家にも電話があると何かと便利なので、余ったスマートフォンをつかって自宅の固定電話として使ったり、会社でもSMARTalkとVE-GDW54を組み合わせて固定電話として利用していた人もいるとおもいます。
SMARTalkの良かった点
維持費(月額基本料)0円
固定費が発生しないという点は他社サービスにはないメリットでした。
主には仕事で問い合わせなどを受ける専用の電話番号としてつかっていました。
留守番電話機能
SMARTalkは留守番電話機能も無料で提供しており、留守電データをメールで転送することができるため、電話に出られなくても、重要なメッセージを逃すことがありませんでした。
他社サービスのIP電話を使う際には、維持費0円は無理としても、「留守番電話機能」はあったほうが何かと便利です。特にビジネスとして利用する場合はなおさらです。
SMARTalkと代替候補一覧
ビジネスの用途で公開する電話番号として利用し、発信よりも受信番号として使うことを前提としています。
維持費が安いサービスを調べました。その中から、発信した場合の通話料も調べました。
サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 固定電話 | 携帯電話 | 留守番電話 |
---|---|---|---|---|---|
モバイルチョイス050 | 550円 | 110円 | 65.4円/3分 | 21.8円/分 | 無し |
Lala Call | 0円 | 110円 | 8.8円/3分 | 17.6円/分 | 有り |
G-Call | 0円 | 308円 | 8.8円/3分 | 17.6円/分 | 有り |
My 050 | 550円 | 91円 | 10.56円/3分 | 19.80円/分 | 無し |
代替のサービスとしては、維持費が安いことが必須です。そのうえで、SMARTalkで便利だった「留守番電話機能」も使える必要もあることを考慮するとIP電話としてはLala Callがいいのではないかという結論に至りました。発信する電話料金も安いですし。
SMARTalk(スマートーク)からの移行先としては、以下のサービスを検討しました。
povo2.0はどうなのか?
現状iPhoneを使っており、すでに物理SIMカードを指して使っている状態のため、povo2.0はeSIMで使うという選択肢になります。
維持費が安いという点、通話品質を考えるとpovo2.0も選択肢の一つでしたが、povo2.0の場合は留守番電話機能が月額330円してくるのと半年に一度程度は利用料金をなにかしらのトッピングで支払うといことが必要になるといことがでてくるので、そのことを意識して覚えて、対応するという手間があるので今回は除外しました。
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