iOS版 Rakuten Linkが2021年7月6日に仕様が決定して、変更となりました。これまで使っていたユーザーも一部気をつける必要があります。
もちろん、変更になったからといって使い方を気をつけることで、他社サービスに比べると電話が無料で利用できるのでのお得な利点はかわりませんが、Rakuten Linkの使い方には注意が必要となります。
目次
iOS版のRakuten Link仕様変更内容
iOS版のRakuten Link仕様変更内容をまとめると以下の4点になります。
- 電話の着信が標準アプリ
- 海外での着信が有料
- Rakuten Link以外の利用者とのSMSの送受信が標準アプリ、送信は有料
- WiFi環境のみで電話の着信ができない
変更点 1 電話の着信が標準アプリ
Rakuten Linkを利用していない人からの電話がかかってきた場合、iPhoneの標準アプリの電話で着信することになりました。着信しても、料金は発生しませんので、そのまま、着信して電話を使用している分にはこれまでとかわりません。
注意:折り返して電話を書ける場合
Rakuten Linkを利用していない人からの電話はiPhoneの標準アプリで着信するため、折り返し電話をするときには
標準アプリの着信電話番号をコピー → 楽天リンクに貼り付けて発信ということ手間が必要となります。
しかし、この手間をすることで、通話が無料となります。
変更点 2 海外での着信が有料
2021年はあまり海外に行くような機会を持つ人はいませんが、海外にいた場合でも、Rakuten Linkをつかっていれば、着信は無料でしたが、変更となり、海外での着信は有料となりました。
これは、他サービスでも同じで、日本のSIMを海外で利用する場合には着信料金が取られるますので、それと同じになったということかと思います。
対応方法:海外で電話を使うなら
Rakuten Linkを利用して海外から日本の電話番号へ発信するのは無料です。
海外で電話の着信、発信を繰り返し行うような場合は、現地のプリペイドSIMなどを購入して使うことがもっともリーズナブルな方法かとおもいます。
また、SkypeなどのIP電話を利用することもできるので、そのようなサービスを利用しましょう。
変更点 3 Rakuten Link以外の利用者とのSMSの送受信が標準アプリ
Rakuten Linkを利用していない利用者とのSMSの送受信は自動的にiOS標準アプリとなり、SMS送信は有料となります。SMS送信は70文字3円と、他キャリアと横並びの料金になりました。
相手がRakuten Linkの場合は、SMSの送信は無料のままです。
対応方法
LINEなどできるだけコミュニケーションアプリでメッセージを送信するようにしましょう。
変更点 4 WiFi環境のみで電話の着信ができない
楽天モバイルはプラチナバンドを持たないため、屋内で電波が届きにくく、家などでは圏外になってしまうこともあります、Rakuten Linkが仕様が変更される前までは、電話の着信はrakuten linkでできていたので、Wi-Fi環境があれば、着信ができていましたが、仕様変更となり、iOSの標準アプリの着信となったため、Wi-Fi環境だけでは、電話の着信ができなくなりました。
rakuten linkで電話を発信するのであれば、圏外の屋内でも、WiFi環境があれば、発信することはできます。個人的には、家にいる間は、圏外になっていることが多く、WiFiがあったので、Rakuten linkで着信することができたのですが、圏外となると、それができなくなり、困りました。
対応方法
楽天が屋内で圏外で、電話での着信が必須となる人は、Rakuten Casaを申込みましょう。
Rakuten Linkの変更でも使い方に気をつけよう
iOS版のRakuten Linkがの仕様がかわりましたが、電話の発信はかならず、rakuten linkからという点に注意すれば、通話に関しては問題ないかとおもいます。
SMSの送信に関しては、残念ですが、受け入れるしかありません。
個人的には、WiFi環境でRakuten linkで電話が受信できていたのが、できなくなったことが痛手です。
楽天モバイルさんにもプラチナバンドを割り当てあげてもらいたい。
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