2020年6月インターネット通信量がコロナ以前と比較すると増加

新型コロナウイルス感染拡大防止の影響によるテレワークに取り組む企業が増える中、国内のインターネットのデータ通信量が増加しています。

NTT東日本が集計しているトラッフィクデータによると、新型コロナウィルス感染拡大による影響が出る前と6月後半の3日をトラッフィクを比較したグラフは以下の通りになります。

平日


2月22日から2月25日と6月22日から6月25日の比較
新型コロナウィルスの感染の拡大があまりなかった2月と6月を比べるとトラフィックは昼間では23%増加、夜間では15%増加となっています。

土日


2月29日、3月1日と6月27日と6月28日の比較
新型コロナウィルスの感染の拡大があまりなかった2月と6月を比べるとトラフィックは昼間も夜間も11%増加

外出自粛が求められていた5月は2月と比べると平日は66%程度増加していましたが、それに比べると随分と落ち着いてきています。
NTT東日本では、これまでのピークトラフィック量を踏まえたネットワーク設計をしているため、現時点ではネットワーク全体の容量は十分に確保していますという記載もあることから、インフラ部分については、まだまだ、増加しても問題はないようですが。

これからオンライン授業を導入する学校なども増えてくることから、一時的な増加ではなく、
ライフスタイルに定着する形で、オンライン需要が増加していくことは間違いないのではないかと思います。

ビデオ会議やオンライン授業、自宅での時間が増えると、動画視聴なども加わり、また、複数端末接続で大容量通信することとなるとおもいます。
オンライン需要がこのまま加速しつづけると、オンライン上のサービスの通信ネットワークの停滞をしたりする懸念はでてくるかもしれません。

通信環境として光回線を契約したり、また、モバイルWi-Fiを持つなど
それぞれが、安定した通信ができるようにしておくことがもとめらえれるのではないかとおもいます。

参考:ネットワークのトラフィックについて
NTT東日本によるフレッツ光(コラボ光含む)のIPoE方式、PPPoE方式を利用したインターネット接続サービスについて測定されたデータです。

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