ポケットWi-FiとWiMAX、クラウドWi-Fiって何が違うの?どっちがお得?

ポケットWiFiとWiMAX、クラウドWi-Fi、モバイルWi-Fiとして現在はこの3タイプのWiFiがありますが、この違いがわかりますでしょうか?
今回は、ポケットWiFiとWiMAX、クラウドWi-Fiの特徴や違いまた、何が得なのかなどを解説していきます。

ポケットWi-Fiとは?

ポケットWiFiは、Y!モバイルが提供している高速モバイルデータ通信サービスで、商品名である「Pocket WiFi」のことを指しています。最近はモバイルWi-FiをポケットWifiと総称して使う場合があるほど一般的な言葉になっています。Y!モバイルは今やSoftbankのサブブランドで、プラチナバンドなどもりようできるため非常に広範囲で安定した通信が可能です。

WiMAXとは?

WiMAXは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供している高速モバイルデータ通信サービスで、UQコミュニケーションズが提供しているモバイルWi-Fiルーターのことを指します。WiMAXの特徴は、ドコモ、au,Softbank,楽天モバイルというった、キャリア回線を使っておらず、「WiMAX 2+」というWiMAX専用の回線を使用しています。
独自回線が強みになっているWiMAXなのですが、高周波数帯であり、通信速度はやはくなりますが、電波は遠くまで届きにくく、ビルなどの遮蔽物に弱いという特徴があります。
UQコミュニケーションズの親会社はauで、WiMAX 2+の回線に加えて、オプションとして「au 4G LTE」をオプションでつけることでWiMAXのサービスの弱点を補うことができるようになっています。
WiMAXにはUQコミュニケーションズ以外にもWiMAXの製品(端末)とサービスを販売、提供している業者(MVNO)が複数あります。

クラウドWiFiとは?

クラウドWiFiは、2019年ごろから徐々に注目を集めてきたモバイルWi-Fiの一つで、通常のポケットWiFiは、回線の契約情報が記録されたSIMカードがモバイルWiFiルーターに搭載されており、その回線のインターネットが使えるようになります。クラウドWiFiでは端末ではなく、クラウドサーバー上でたくさんのSIMカードを管理し、モバイルWi-Fi端末にクラウドサーバーに現在地を知らせる役割を果たすSIMカードが装着されており、その現在地の情報を基に、クラウドサーバーが最適なSIMカードの情報を端末に送ることで、世界各国でインターネットが可能になります。1台の端末だけで世界中の様々な地域でインターネットを利用できるたり、データ使用量を理論上は無制限で利用することができる特徴があります。

ポケットWiFiもWiMAXもクラウドWiFiも小型で持ち運び可能なWi-Fiルーターであり、最近は普及していることもあって、総称して「ポケットWiFi」として使われることありますが、こういった端末は正式には「モバイルWiFiルーター」と呼ばれております。

ポケットWi-fiとWiMAX、クラウドWiFiどれが一番いいの?

データ容量と月額

ポケットWiFi
データ容量:7GB/月  3696円(税抜)
アドバンスオプション:10GB/3日 4380円(税抜)
Y!mobile参照

WiMAX
ギガ放題:10GB/3日 3,880円 (26ヶ月目以降および「期間条件なし」の場合、4,050円)
UQ Wimax参照

クラウドWi-Fi
ギガ放題:100GB/月 3,880円
 (どこよりもWifi参照

データ通信速度

速度は端末と場所と通信状態によって大きく変わります。
電波が入るところであれば、安定的に快適に使える速度はどのモバイルWiFiも同じです。
低速時の速度については大きく違います。
ポケットWi-Fiは128kbpsに対して、クラウドWiFiも128kbps程度、WiMAXは1Mbpsとなっており、WiMAXの方が圧倒的に早いです。
速度面からはWiMAXの方が良いと言えると思います。

エリア

クラウドWiFiがSIMを切り替えることができるため、エリアに関しては、もっとも広いと言えると思います。ポケットWiFiのもソフトバンク品質での利用がかのうなため、クラウドWiFiとほぼ差はないといえるかもしれません。WiMAXは高周波数帯のため、通り電波が遠くまで届きにくく、また遮蔽物に弱い特徴があり、どうしても繋がらない場所があります。WiMAXはその弱点を補うために「au 4G LTE」をオプションとして付加し補完できるようになっています。しかしながら、au 4G LTEを月間7GBつかってしまうと、その月はWiMAX2+の通信も速度制限がかかってしまいます。

ポケットWiFiとWiMAX、クラウドWiFiはどれがお得か?

ポケットは月間のデータ容量が7GBとすくないため、WiMAXやクラウドWiFiは大容量プランがあるため、価格なども考えるとWiMAXかクラウドWiFiがお得だとおもいます。価格の面ではクラウドWifiが現状はお得だとおもいます。しかしながら、クラウドWiFiはドコモや、Au,Softbankといった通信キャリアが提供するサービスではなく、MVNOがキャリアからSIMを調達して、そのSIMを組み合わせてクラウド上で管理して通信ができるようになっています。この技術のすぐれているところは、SIMの通信の最適化を図れることで、理論上は無制限通信も可能です。しかしながら、SIMカードを低価格で調達し続けられるかことが、通信品質の安定性に直結しており、、現状は、月間のデータ容量に上限があり、いくらでも低価格でSIMを増やせるという状況にはなっていません。
通信品質をコントロールできる通信キャリアであるUQモバイルが提供するWiMAXが安定性を考慮するともっともコスパがいいと言えるかもしれません。

eSIM・格安SIMで節約するには以下の記事も御覧ください。
WIFI事業者が推薦 SIMフリーのモバイルWIFIルーター FS030W
ギガ不足はeSIMで節約できる?おすすめのeSIMプラン

コメントを残す