povoへ乗り換え手順 MNP(転出)の方法と注意点

2021年3月23日から、auは「povo」をスタートしました、そして、2021年9月29日からは「povo2.0」として、サービスがリニューアルしています。povo2.0は基本料0円と、auも含めた既存のキャリアの料金プランに比べると大幅に安いプランになっており、トッピングをすることでオリジナルプランを作っていくことができるおもしろいサービスです。そして、使用しない場合の料金は無料です。ただし、6ヶ月使用しないとアカウントは削除されます。申込みに関わる費用もなく、解約費用もなく、基本料金も無料なのでpovoへの乗り換えを検討しているとおもいます。
この記事では、povoの乗り換えにかかる手順・方法、乗り換えにかかる料金・注意点、povoへの乗り換えに関してよくある質問とその答えを紹介します。この記事を読めば、povoへの乗り換えに伴う様々な疑問が解決します

povoに乗り換える

現在、契約している携帯電話会社の契約をpovoに乗り換えるタイプの人としては以下の2つにわかれます。

1「auかUQモバイルで契約してない人」が乗り換える場合
2「auかUQモバイルで契約している人」が乗り換える場合

UQモバイルはauのサブブランドとなりauの回線を使っています。povoはauのオンライン専用プランです。
povoはauのブランドの一つではありますが、オンライン専用プランということで無駄なことを一切省いて提供されているプランのため、auの契約者、uqモバイルの契約であるから得られる利点はほとんどありません。
しかしながら、毎月の料金はほとんど場合は安くなり、povoの豊富な選択肢により自由に自分の使い方合わせたプランをつくれるので、au,UQモバイルに限らずすべてのユーザーにおいて、日々のデータ通信容量に大きな差がある人にはかなり良いプランといえるとおもいます。

MNPとは「Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ)」の頭文字を取った言葉で、携帯電話番号は変更せず、同じ番号のまま他の携帯電話会社の通信サービスに乗り換えることができる制度のことです。MNPを活用すれば、「携帯電話会社を変えたいけど、電話番号が変わるといった心配はありません。

事前準備

auかUQモバイルで契約してない人」も「auかUQモバイルで契約している人」も必須です.
現在使用している電話番号のまま利用できるようにするためには以下の4つが必要となります。

  1. MNP予約番
  2. 本人確認書類
  3. 本人名義のクレジットカード
  4. SIMロックが解除されているスマホ(au以外の方)

1. MNP予約番号

MNP予約番号は、契約中の携帯電話会社に発行してもう10桁の番号です。 MNP予約番号を取得すれば、携帯電話の番号を変えずにほかのキャリアや格安SIMを提供するMVNOへの契約変更が可能です。MNP予約番号の有効期限も15日間なので、必ずこの期間内にMNPは完了させましょう。
MNP予約番号の取得手続きは、povooを申し込む直前に行うようにしましょう。

auかUQモバイルで契約している人もpovoに移る場合はMNP予約番号が必要です。

2. 本人確認書類

運転免許証・運転経歴証明書・マイナンバーカード・在留カードなどのいずれか1つ、申込する人が確認できる書類が必要となります。

3. 本人名義のクレジットカード

povoは支払い方法がクレジットカードのみとなっています。
(auからの乗り換えの場合のみは口座振替が可能となります。)

4.スマホのSIMロック解除

現状利用中のスマホをpovoで使用する場合、そのスマホがSIMフリー出ない場合は、SIMロック解除が必要です。ドコモ、AU,ソフトバンクからスマホを購入している場合はSIMロックされている場合がありますので、SIMロックを解除はオンラインから申込みしましょう。オンラインでは無料で手続きできます。SIMロック解除を、店頭で行うと解除手数料3,300円(税込)がかかります。
auから購入したスマホでSIMロックがかかっていた場合は、解除は不要で、povoは利用できますが、auのサブブランドであるUQモバイルから購入したスマホがSIMロックされていた場合は、SIMロックの解除が必要となります。SIMロックは解除しておいて困ることは一切ありません。オンラインで申し込むと無料でできるので、解除しておきましょう。

povoにMNP申込み

事前準備しているものを揃えたらpovoに申込みです。申込みをしてから通信が開通されるまでは2通りの方法があります。

1.物理SIMの場合
2.eSIMの場合

物理SIMカードの場合

物理的なSIMカードをスマートフォンに挿して利用する方法です。おそらくは大多数がこちらではないかとおもいます。

  1. 契約後、郵送にてSIMカードを受け取り
  2. SIMカードの有効化(回線の切り替え)を実施
  3. SIMカードを端末に差し込む
  4. 通信利用設定
  5. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
  6. 開通手続き完了

eSIMの場合

eSIMは物理的なSIMカードを必要としません。契約が完了していたらすぐに開通できます。povoをサブ回線として使う人はこちらの使い方が多いのかもしれません。
ちなみ、私はサブ回線としてeSIMでpovoを利用しています。

  1. eSIMの有効化(回線の切り替え)を実施
  2. eSIMの設定
  3. 通信利用設定
  4. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
  5. 開通手続き完了

povoにMNPする場合の注意点

違約金

契約中のプランによっては、途中解約は、違約金などの費用が発生する場合があります。
自分のプランが違約金がかかるのかどうかを事前に確認しておきましょう。

違キャリアメールは月額330円

2021年12月に、キャリア各社でキャリアメールの持ち運びサービスが開始しました。
povoに乗り換えた後も、現在利用しているキャリアメールを継続して利用することができます。
キャリアメールを使用している人にとっては、登録アドレスの変更などが不要となりますが、料金はどのキャリアも料金がかかります。
ソフトバンクのみ年額のサービスとなっており、月額サービスは2022年夏頃の提供開始予定です。

キャリア 利用料金
au 月額330円
ドコモ 月額330円
ソフトバンク 年額3,300円

店舗でサポートは受けられない

スマホのことで困ったなど、今まで店頭に出向いてた人はpovoでは店頭でのサポートは受けられません。アプリよりチャットによる対応となりますので、手厚いサポートが必要な人は要注意です。

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