ahamo,povo,LINEMOが出てスマホの利用料金の平均は下がった?データ通信量は平均は?MM総研の調査を比較

MM総研は、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの大手通信会社とサブブランドであるY!mobileとUQ mobile、およびMVNO各社それぞれの音声通話サービス利用者に対するアンケート調査を実施し、携帯電話の月額利用料金と音声通話・データ通信サービスの利用実態について発表しました。

月額利用料金

2021年7月


携帯電話の月額利用料金は、端末代金の分割支払い分を含まない実際の支払総額を分析した結果、スマートフォン利用者全体では4845円。
楽天モバイルを含むMNO4社のスマートフォン利用者の月額利用料金は5351円。
MNO3社のフィーチャーフォン(ガラ携)利用者は2589円。
サブブランド利用者の月額利用料金は3331円、
MVNO利用者の月額利用料金は2049円となっています。

過去2020年12月


ちなみに、携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年12月時点)では
MNO3社(スマホ) 6378円
MNO3社(ガラ携)2483円
サブブランド 3765
MVNO 2103円

ahamo,povo,LINEMOなどにより昨年よ月額料金は減少

2020年12月と2021年7月を比較してみると以下のようになります。

2020年12月 2021年7月 減少率
MNO社(スマホ) 6378 5351 16%
MNO3社(ガラ携) 2483 2589 -4%
サブブランド 3765 3331 12%
MVNO 2103 2049 3%

楽天モバイルの参入や、ahamo,povo,LINEMOの登場によMNOは16%も下がっています。

月間データ通信量

2021年7月


スマートフォン利用者の2021年6月のデータ通信量について分析した結果、「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は8.72GB、中央値は3GBとなっています。
有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」31.8%、「2GB」11.7%、「3GB」14.1%となり、57.6%のユーザーが3GB以下の通信量となった。
「7GB」までの累計では約75.2%を占めています。

過去2020年12月


スマートフォン利用者のデータ通信量について分析した結果、「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は7.56GB、中央値は3.GBとなっています。
有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」31.4%、「2GB」15%、「3GB」13.7%となり、60.1%のユーザーが3GB以下の通信量となった。
「7GB」までの累計では約79.1%をとなっています。

比較

2020年12月 2021年7月
平均データ通信量 7.56GB 8.72GB
1GB 31.4% 31.8%
2GB 15.0% 11.7%
3GB 13.7% 14.7%
平均データ通信量は上昇

2020年12月の平均データ通信量は7.56GB対して
2021年07月の平均データ通信量は8.72GB

3GB以下の利用者は若干減少

2020年12月は60.1%のユーザーが3GB以下の通信量に対して
2021年07月は57.6%のユーザーが3GB以下の通信量となっています。

まとめ

MM総研の2020年12月と2021年07月のデータを比較してみると、月額料金は下がったが、月間のデータ通信容量は上がったという結果なっています。
ahamo,povo,LINEMOが登場し、サブブランドの料金が値下がりしきたことが結果としても現れています。

携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年7月時点)
携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年12月時点)

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