日本通信、mineo の20GBプランを比較 ahamo、povo、Softbank on Lineとも比較 どのプランがいいのか?

ドコモからahamo、auからpovo、SoftbankからSoftbank on Lineと月間20GBのデータ容量も使えるプランが発表されそれに対抗するプランをMVNOである日本通信、mineoが出しています。今回は日本通信とmineoの20GBプランを比較してその特徴を紹介します。また、ahamo、povo、Softbank on Lineと比較してどんなメリット・デメリットがあるのかも考察したいと思います。

日本通信とmineoの20GBプラン比較

日本通信はahamoに対抗するプランとしてMVNOとしてはどこよりも早く2020年12月4日に20GB(16GB)プランを発表しました。mineoもいろいろなプランが出た後にかなり攻めたプランを発表しました、その中に20GBのデータ容量があるプランがあります。
日本通信もmineoも大手キャリアのサブブランドや大手キャリアの特定法人でもなく、独立系のmvnoです。それぞれが大手キャリアのオンライン限定プランである20GBのデータ容量プランを提供しております。

価格は税抜き価格です。

MVNO 日本通信 mineo
プラン 合理的20GB マイピタ
月間利用可能データ容量 20GB
月額料金 1,980円
超過後速度 不明 最大200kbps
通話無料 70分/月 なし
音声通話 10円 / 30秒 20円 / 30秒
ネットワーク 4G
データ容量の追加 250円/1GB 150円/100MB
その他手数料
契約事務手数料 3000円 3000円
SIMカード発行料 0 400円

通信容量が20GB、価格は同じ

通信と価格にはおいては日本通信もmineoも同じです。

音声通話は日本通信

日本通信は音声通話に関しては、ドコモとの間での音声通話卸役務の値下げを見越して設定された料金プランであり、MVNOとしてこのような価格で音声通話を提供できるのは日本通信だけです。
2020年2月2日時点で 日本通信はドコモから原価ベースでNTT ドコモとの音声卸契約にかかる音声卸料金について、原価ベース(能率的な経営の下に
おける適正な原価に適正な利潤を加えた金額を超えない額)で設定するものとされたそうです。
引用元:総務大臣裁定に基づく音声卸料金に関するドコモとの合意のお知らせ

データ追加も日本通信

データ容量を追加できるのも日本通信が1GB あたり250円とかなり安くなっています。
mineoは100MBあたり150円なので、1GBにすると1500円となります。
しかしながら、20GBデータ容量もあればデータ容量を追加することはあまりないかと思います。

店舗でのサポートはマイネオ

関西など一部の地域となりますが、MVNOとしては珍しくマイネオは実店舗があるため、申込やサポートがうけられるというメリットがあります。

[ahamo]、「povo」、「 SoftBank on LINE」

ドコモ、AU,Softbankが提供するオンライン限定のデータ容量20GBプランは以下のとおりです。

価格は税抜き価格です。

MNO docomo KDDI ソフトバンク
名称 ahamo povo SoftBank on LINE
開始
2021年3月
月額料金 2,980円 2,480円 2,980円
データ通信量
20GB/月
超過時速度
1Mbps
ネットワーク
4G/5G
音声通話定額 1回5分まで定額 なし 1回5分まで定額
テザリング
オプション申込不要
契約事務手数料 無料 恐らく無料 恐らく無料
MNP転出手数料 無料 恐らく無料 恐らく無料
eSIM対応 対応予定 対応予定 対応予定
契約 Web限定 Web限定 Web / LINE
オプションなど
データ追加
500円/1G
通話放題 1,000円/月 1500円/月 1,000円/月
国際ローミング 82か国が追加料金なし
データ使い放題 200円/24時間
カウントフリー LINE

日本通信とマイネオとキャリアのオンラインプランの比較

日本通信、マイネオのプランと大手キャリアのオンライン限定プランは月々のデータ容量が同じ20GBでありますが、それぞれの特色があります。
比べていくと以下のような特徴がありメリットがあるのではないかと思います。

価格はMVNO

価格面ではMVNOである日本通信、マイネオが1980円、大手キャリアオンラインプランは2480円から2980円となっており、MVNOが提供する20GBプランの方が安くなっています。

低速時の通信速度、通信品質

日本通信は低速時の通信速度を公開していませんが、MVNOなのでマイネオと同じく200kbpsと程度であるとおもいます。大手キャリアのオンラインプランは低速時は最大1Mbpsという速度であり、20GBを超過した場合でも、それほどストレスを感じないで、スマホを利用できるのではないかと思います。
また、通信品質に関してはMVNOとMNOであるキャリアでは混雑時の速度が違います。MVNOではお昼の時間など混雑時にはどうしても、通信速度が低下するというようなさけられません。
それから、今回、MVNOである日本通信やマイネオも利益を削っての値下げをしていることだと思うので、利用する帯域を増強はしつつも、利益をだすためには、できるだけ、詰め込む可能性もあるかもしれません。

それぞれの20GBプランの特徴を活かした用途は?

大手キャリア、MVNOと20GBプランがありますが、どんな人がどのような用途で利用するのが良いでしょうか?それぞれの特徴を活かした用途としては以下のようなあるのではないかと思います。

電話をよく利用する人は日本通信

大手キャリアのオンラインプランはpovoを除くと5分通話無料が付いていますが、5分を超過すると30分あたり20円となってくるため、5分以上の電話をよくかけるなら日本通信の「合理的20GB」が良いプランだとおもいます。

海外に行く機会が多いならahamo

ahamoは82カ国で国際ローミングは20GBの範囲内で利用できるという利点があります。対象となる国も多いので、海外に行けるようになったなら、ahamoを利用していると海外で通信するためのWIFIをレンタルしたり、プリペイドSIMカードを買ったり、渡航先でのeSIMのプランを契約する必要もなく、海外で通信ができるとい利点があります。ただし82カ国の対象に国にのみです。

実際のサポートがほしいならマイネオ

日本通信も、大手キャリアのオンラインプランも店頭での申込やサポートが受けられません。しかしながら、関西の一部になりますが、マイネオは店舗がありサポートを受けたり、契約申込が店舗でも可能です。価格も安くサポートも申込もできるという点ではマイネオが良いでしょう。

データ通信容量20GBプランの利用者今後拡大するのか?

契約中のデータ容量プラン
MMD研究所
2020年11月のMMD研究所のデータでは20GB以上の利用者は全体の16%程度となっております。しかしこれまで、データ容量の価格が高止まりしていたことが要因かもしれませんが、価格が下がることで通信容量は増加するのでしょうか?8割程度の利用者にとっては、これらのプランは今後は魅力的になものとしてなるのでしょうか?

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