京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が、コロナ関連の論文解説や感染対策の呼びかけを続けられており、20201年の2月からワクチンに関する情報発信を中心に内容をリニューアルされて、ワクチンの論文や海外でのワクチンによる成果か変異株に対する効果などをわかりやすく解説してくれています。
「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」のWebサイトにアクセスすると以下のような文言が大きくでており
イギリス型の変異ウイルスが国内でも広がっています。変異型ウイルスは感染力が従来型ウイルスよりも強く、重症化率も高い可能性が示唆されています。実際、変異型ウイルスが猛威をふるう大阪では医療が危機的状況です。変異型ウイルスに対しては、これまでの対策では太刀打ちできません。国民の生活や経済に対して甚大な影響を及ぼす強い対策が必要です。幸い、イギリス型変異ウイルスに対しても有効なワクチンが開発されました。ワクチン接種の戦略次第で、多くの命を救うことが出来ます。希望する国民全員に対して冬までに2回の接種を完了するためには、1日当たり100万回規模の接種が必要です。前例にとらわれない強いリーダーシップと国民の協力が求められています。
新型コロナウィルスの感染拡大防止に対応するにはワクチン接種が重要となることを示唆されております。
いろいろと、ワイドショーやネットでは感情を煽るようなニュースが目立ちますが、正しくそして、わかりやすい新型コロナウィルスに関する情報に触れておくことも大切ではないとおもいます。
山中伸弥教授の「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」もその一つの役割となると思います。
新型コロナウィルスについての知見を求める方はご覧になられてはいかがでしょうか?
日本でのワクチン接種が進むことを願う
世界のワクチン接種状況を追跡するブルームバーグの「ワクチン・トラッカー」20201年5月10日時点のデータによると、日本で少なくとも1回の接種を受けた人の割合は2.4%にとどまっています。他国に比べて摂取する割合が低く、なかなか摂取が進んでいかないことが懸念されています。
一方では、ワクチン接種の予約がとれないなど、摂取を望む人も増加しているのも事実だと思います。
菅首相は3回目の緊急事態宣言の延長を決めた2021年5月7日の記者会見で、「長引く感染対策の決め手となるのがワクチン」と述べ、自らの陣頭指揮でワクチン接種を加速していく方針を示しました。
例年インフルエンザワクチンが1日約60万回接種されているのを根拠に「1日約100万回」の目標を示しています。
2021年5月以降、ワクチン接種が円滑にすすむように、予約や摂取を運用するためにどうしていくのか菅政権の実行力が求められてきているのではないかと思います。
ぜひ、ワクチン接種がすすみ、今の状況が変わってきてくれることを望みます。
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