2020年12月9日にauが新プランを発表しました。ドコモがahamoを発表した後での高価格帯であり複雑なプランのため、Twitterなどでは「#さよならau」というハッシュタグがトレンド入りするなど、新プランを発表するだけで炎上ぎみとなる騒ぎです。
ドコモはサブブランドとして立ち上げようとしたahamoを直前にサブブランドではなく発表できただけで、auとしては当然のことながら展開を読めず、事前に準備していたとおりに新しいプランを発表しただけだとおもいますが、政府が家庭に重くのしかかる携帯料金を値下げるという意向ではなく、これまでと変わらなず、必要のない人には意味がないオプションがメインとなった高額プランとなったことが、流れに逆らうことを表明した形で、ネガティブな印象を与えてしまう展開となりました。今回の発表はauとしては、タイミングが悪かったとしか言いようがありません。
データMAX 5G with Amazonプライム
データMAX 5G with Amazonプライム | |||
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通常 | 2GB以下 の場合 |
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各種割引適用前の料金 | 9,350円 | 7,870円 | |
2年契約N 適用時 [1] | 9,180円 | 7,700円 | |
家族割 プラス |
2人 | -500円 | |
3人 | -1,000円 | ||
4人 [2] | -2,020円 | ||
auスマートバリュー [3] | -1,000円 | ||
スマホ応援割III [4] ※翌月から6カ月間 | -1,400円 | ||
5Gスタート割 [5] ※翌月から12カ月間 | -1,000円 | ||
合計 [1] + [2] + [3] + [4] + [5] | 3,760円 | 2,280円 |
auは3,760円という価格を強調していますが。
2年縛り、家族4人割、auスマートバリューが必須でさらに、「半年間スマホ応援割III」 と「1年間の5Gスタート割」がつくことで実現します。
家族4名というのは、無理な家庭も多く、実質はこれより高くなる人がほとんどです。
2年縛り、家族4人割、auスマートバリューだけの状態だと6160円となります、通常加入するひとはこのあたりの料金になるのではないかとおもいます。
政府が値下げを押してくる中、docomoは運良くサブブランドではなく、メインブランドとして発表できセンセーショナルな印象を残した後で日数もそれ程経過してない中でのauの発表だったため準備には間に合わなかったでしょうし、ahamoの登場で、利用者としては、「Amazonプライム」と「TELASA」があるから良いというのではなく、複雑で希望していない無駄なオプションを削ぎ落として、シンプルなプランであり、割安感がなければ、納得できない状況だっただけに、これまでと変わらないプランに感じて、かなり厳しい評価を減ることになりました。
2020年3月までに新プラン
東海林副社長のコメントとして
ドコモさんが先般発表されたブランドというか料金プラン、2980円は市場に対して一定のインパクトがあると思っています。ただ、ドコモさんのサービス設計の全体がわかっていないため、詳細なコメントはできません。それと、ドコモさんはこれからまた料金を発表するとおっしゃっていましたし、そうするとソフトバンクさんも動かれるでしょうから、そこも見ないとわかりませんが、我々はauとUQ、そして(新設する)デジタルブランドがあり、仲間のMVNOがあり、マルチブランド戦略でずっとやっていきますので、必ずお客様にご満足いただけるものを頑張って出していきます。今の段階では詳細は控えますが、必ず我々もそれなりにご満足いただけるものを出していきます
という発表があります。
このことを考えると、ソフトバンクの動向をみながら、調整して新プランの発表や価格改定になる可能性はあります。
新しいプランを期待しましょう。
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