2020年12月7日、GoogleはGoogleのサービスで、2年間利用のないアカウントに保存してあるデータを削除する方針であることを発表しました。
対象となるサービスはGmail、Googleフォト、Googleドライブになります。
2年間利用がない場合か、アカウントに割り当て容量の超過状態が2年間続いた場合にデータの削除がされてしまいます。
要注意なの事はアカウント単位でなく、サービス単位であること
Googleが発表した削除方針は2021年6月に行われるポリシー変更によって導入される予定で、該当するアカウントは最短で2023年6月1日にデータが削除されてしまうことになります。
ちなみに削除の判定は各サービス、アカウントごとになっています。
毎日のようにGmailを見ているからといっていって、GoogleドライブやGoogleフォトに2年間アクセスをしていない場合は、これらのサービス上に保存されているデータが削除されてしまう可能性があります。
Googleにデータを削除されないようにするには
大切なデータを保存しておきたいという方は以下の方法を考えておきましょう。
経年削除を回避する
Gmail、Googleフォト、Googleドライブを利用しており、そこに重要なデータがあるという方は、定期的にそれぞれのサービスを利用するようにしましょう。
2年間の間にデータを更新したりすることはあると思いますし、2年も放置するということはそもそも利用がないに等しいと思いますので、これは仕方がないことではないかと思います。
重要なデータがあるという方は、自分のパソコンにバックアップを取っておきましょう。
データ保存容量の上限15GBの超過削除を回避
Googleアカウントには15GBの無料の保存容量が設けられています。現状はGoogle フォトは無制限でデータをアップロードできる状態にありますが、2021年の6月からアップロードされるファイルにはこの上限15GB以内にしかえればいけなくなります。そして、15GB超過した状態で放置する場合も削除対象となってしまいます。
Googleアカウントの保存容量の空き容量を増やすためには以下のことを検討し「上限を超えない対応」をしましょう。
- 無駄なファイルなどは削除
- Googleで追加容量を購入しストレージ容量を増やす
- 必要ファイルはパソコンなどにバックアップを取る
また、データのダウンロード方法の案内も行ってくれるそうです。
データ保存サービス
Googleのポリシーの変更は、かなりの利用者に影響がでます。特に無料でほぼ無制限で保存可能だったGoogleフォトに変わるサービスは存在しません。
このあたりの解決に関しては、無料のクラウドストレージサービスに分散してファイルを保存しておくか、今後登場するであろう、格安のバックアップサービスなどを期待するしか有りません。
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