Amazon Musicを1時間利用した場合に必要となるデータ通信量目安と節約方法

定額制の音楽ストリーミングサービスは沢山あります。個人的にですが、SpotifyとAmazon Musicを使い分けています。Spotifyは無料プランですが、、Amazon Music PriceはAmazonプライム会員であれば、追加費用は支払わずに利用することができ、Spotifyにはない音楽もあるためです。ちなみAmazon Musicの200万曲を無料で使うことができます。
以前、Spotifyを使用する際に必要となるデータ通信容量についてまとめましたので、個人的に併用しているAmazon Musicのついてもデータ通信容量はどうなっているのか気になったので調べてみました。
Amazon Musicをスマホで使用する場合のデータ通信容量の節約方法もまとめています。

Amazon Musicの音質

Amazon MusicにはAmazon Music Prime とAmazon Music Unlimited があります。曲の多さが「Amazon Music Unlimited」のほうが圧倒に多いという特徴がありますが、ここではAmazon Music Primeをメインとしてとりあげています。
スマホで使ってデータ通信容量の消費がどれぐらいか気になるところですすので、Amazon Musicはストリーミング再生でおこなうことにしました。
音質についてですが、ストリーミングの音質は以下の4つがあります。

自動(推奨)

4つの音質から選択ができるようになっており、アプリではデフォルト設定が「自動(推奨)」になっています。
「自動」通信環境に応じて音質を調整してくれます。通信速度が遅い時は音質を下げ、速い時は音質を上げてくれます。

すべての音質の設定別に、音楽をストリーミング再生で聞いていた場合にどれぐらいのデータ通信容量を消費したのかを測定してみました。

Amazon Prime Musicで ストリーミング再生したときに消費されるデータ通信量

地球ぴょんぴょん(おかあさんといっしょ)、ぼよよん行進曲(おかあさんといっしょ)、アンパンマンのマーチなど、子供が好きな曲をプレイリストにしていたので、そのプレイリストを10分再生したデータ通信容量を調べてみました。
利用した端末はiPhone 13 とポケットWi-Fi(Softbank)回線です。

10分間ストリーミング再生を行った際のデータ通信容量

ストリーミング再生でPrime Musicの音質4つを10分再生した際のデータ通信容量は以下の通りになりました。
誤差はすこしあります。

音質 データ消費量
自動 10.4MB
39.6MB
18.4MB
9.1MB

1時間再生した際に、必要となるデータ通信容量

多少の誤差があるので、端数は四捨五入して上記のデータを60分としてみると以下のようになります。

音質 データ消費量
自動 60MB
240MB
109MB
54MB
Amazon Musicの音質のデフォルト設定である「自動」のデータ通信容量が「低」よりもやや大きいぐらいというのは以外でした。
「中」と「高」の間ぐらいのデータ通信容量となるとおもっていましたが、「自動」に設定して通信をしていた時の、通信状況があまりよくなかった可能性があります。ですが、音が悪いと感じることはありませんでした。

Amazon Musicのデータ通信容量を節約する方法

Wi-Fiでのみストリーミング再生できるように設定


データ通信容量の消費が気になる方は、Amazon Musicアプリの設定で「Wi-Fi接続時のみトリームする」をONに設定して起きましょう。そうすることで、契約している通信のデータ容量を消費して通信するモバイル通信でのストリーミング再生がなくなるため、データ通信容量を消費することはなくなります。

Wi-Fi環境で聞きたい曲をダウンロードしておく

「Wi-Fi接続時のみトリームする」をONにした上で、自宅などWi-Fiに接続にできる環境にいる間に、聞きたいプレイリストの曲をすべてダウンロードしておきましょう。Amazon Musicアプリでダウンロードされた曲を再生する場合はストリーミング再生ではないので、データ通信容量の消費はなくなります、おそらく、移動中に曲を聞く人も多いか思いますし、通信環境は必ずしも良いとは限りませんので、よく聞く曲なんかはダウンロードしておいたほうが良いと思います。

ダウロードする手順は以下のようになります。

1.ダウンロードするプレイリストを選択
2.その他のオプションメニューより、「ダウンロード」をタップ

iOSおよびAndroid版Amazon Musicで、「オフライン再生モード」をオンにしておきましょう。
オフライン再生モードでは、端末にダウンロード済みでオフラインでの再生が可能な楽曲のみ表示されます。
「オフライン再生モード」を有効にすると、ダウンロード済みのプレイリストにメインメニューからアクセスできます。

カウントフリーのサービスを利用する


カウントフリーは特定のアプリのデータ通信どれだけ行っても、データ通信容量としてカウントしないサービスです。提供してくれてる通信会社は複数あります。
有名所としてはBiglobeやOCNがAmazon Musicのアプリの使用に対してカウントフリーのサービスを提供しています。

Biglobe
OCN

BiglobeやOCNといった格安SIMサービスであるMVNOと契約することは月々の通信費用を改善することにもなりますので、おすすめです。

モバイルWi-Fiを利用する


持ち運びできるモバイルWiFiを契約してしまうというのもスマホのデータ通信容量を抑えることにつながります。
スマホの通信契約は通話と最小のデータ通信のプランにして、モバイルWiFiで大容量の通信ができるようにしておくというのも、全体的な通信料金を下げることに繋がる人もおおいとおもいます。
レンタルWi-Fiもおすすめです。

Amazon Musicのアプリの通信量

Amazon Musicのアプリを使ってどれだけデータ通信を使用するのか調べてみましたが、デフォルトの設定である「自動」が思いの外データ通信容量を消費しないようになっており、音質もわるくなっているようにおもえあなかったのは意外でした。
音楽アプリは動画を扱うアプリと比較するデータ通信容量の消費は少ないですが、音楽をよく聞く人には結構重要な問題ですから、データ通信の消費には注意しましょう。

Spotifyを1時間利用した場合のデータ通信量はどれくらい? データ通信の節約方法も解説

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