ドコモ,au,ソフトバンクのデータ通信無制限で使い放題プラン比較 ドコモ最強じゃないか。

ドコモ、au、ソフトバンクからスマートフォン向けのデータ通信無制限で使い放題のプランが出揃いました。昨年、2020年は無制限で使い放題のクラウドSIMの技術をつかったWIFIサービスが次々とサービスを終了したり、月間で利用できるデータ容量に上限が設けられるようになっていきましたが、2021年はついにMNOであるキャリア4社はすべて無制限で通信できるというプランの提供をするということになりました。今回はドコモ、au、ソフトバンクが提供を予定しているデータ通信無制限で使い放題プランについて、若干の違いもあるのでまとめました。

ドコモ、au、ソフトバンク容量無制限プランの制限比較

比較対象プラン

  • ドコモ:5Gギガホ プレミア
  • au:使い放題MAX
  • ソフトバンク:メリハリ無制限
キャリア ドコモ KDDI ソフトバンク
5Gギガホ プレミア 使い放題MAX メリハリ無制限
開始 2021年4月1日 2021年3月 2021年3月
月額料金(割引前) 7,315円 7,238円 7,238円
月額料金(割引後)
4,928円
データ通信量
無制限
テザリング 制限なし
30GB/月
データシェア
30GB/月
国際ローミング
30GB/月
不明
速度制限
大量通信時
ネットワーク混雑時
時間帯で制限
する可能性

月額料金

割引前と割引後の月額料金はドコモ、AU、ソフトバンクとも横並びになってきています。
割引をうけるのには、いろいろな条件が必要になるので、割引前の価格からすこし料金が下がる価格で契約をする人が多くなるとおもいます。

テザリングはドコモ

データ容量が無制限で利用できるというのはとても魅力です。特にドコモはテザリングについても容量無制限としており、自宅に光回線を引いていない、ポケットWIFIなどを持っていない人にとっても、スマホでテザリングしてタブレットやパソコンも通信させることができ、それが無制限で使い放題というのは、魅力的ではないかと思います。
一人暮らしの方などは、自宅の回線がいらない人もでてくるとおもいます。
auとソフトバンクについては、月間30GBまでの容量制限があります。しかしながら、テザリングでデータ容量が月間30GBも利用できるのであれば十分だとおもいます。

無制限プランの速度制限について

無制限のデータ通信という名目ではあるものの、それぞれ速度制限などにする場合の記載があります。

docomo

直近3日間の通信量が特に多い場合
ドコモの設備に影響を与える通信を行っていると判断された場合
ドコモが指定する特定のコンテンツやアプリの利用(大量通信が確認された場合)
などの場合、速度制限になる場合があります。

au

auの容量無制限は国内で自分の端末を使った場合に限られます。
大量のデータ通信の利用時または長時間接続を伴うサービスの利用時(動画・クラウドゲームなど)
一定時間内に大量のデータ通信を行った場合には速度制限がされる場合があります。

Softbank

softbankの無制限は端末単体でデータ通信をした場合に限られます。
ネットワークサービスの安定的な提供のため、時間帯により、動画、ゲーム等のサービス、AR(拡張現実)等の機能を用いたサービス、その他トラヒックの混雑を生じさせるおそれのあるサービスのご利用にあたり 、通信速度を制御することがあります。

無制限使い放題になっていく

2020年は5Gがスタートし、これから数年かけて、広がっていきます。今回は取り上げかなった楽天もデータ容量に関しては無制限のプランを提供しておりますし、これから数年かけて速度が若干おそくなるというようなことはあったとしても、キャリアはデータ容量は使い放題というサービスを軸にしてくるのだと思います。
ちなみに、スマホで利用するデータ容量の目安としては以下のようなデータがあります。

スマホで利用するデータ容量の目安

利用用途 通信量の目安 データ容量1GBでできること
Web 1ページごとに約300KB で約3,490ページ
・1日約116回ページ
メール 300文字で5KB 約20万通
LINE通話 1分間で約300KB 1日約1時間51分
LINEメッセージ
500文字で約2KB 1日約16,667回
YouTubeなど 1分間で10MB以上 約100分

無制限でデータ通信が可能となった場合、テキストをベースとする通信はあまりデータを消費しません、ダウンロードしたり、動画のコンテンツやビデオ通話などにおいては、データ容量の上限ががなくなることで、利用者も増え、コンテンツとしてもかなり増えてくるのではないかと思います。

ドコモのデータ容量無制限はかなり無制限に近い

2021年3月現在、ドコモの「5Gギガホ プレミア」はテザリングに関する制限もなく、au,softbankに比べるとかなり大容量も許容されるような感じです。

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