メッシュWi-FiとWi-Fi中継機の違いは何?メッシュWi-Fiのメリット おすすめメッシュWi-Fiルーター

自宅でWi-Fiを利用して、Wi-Fiに接続するデバイスが増えてくると、Wi-Fiの通信速度の速度が低下してつながりにくくなってしまうことがあります。また引っ越しなどして、広いマンションや戸建て住宅になった場合、これまで利用していたWi-Fiでは電波が届きにくくなり途切れる場所が生じたりというようなことになることがよくあります。Wi-Fiにつながるデバイスを増やしたり、電波の届かない場所をなくしていくために、Wi-Fiの電波を中継して通信するエリアを増やすことができるWi-Fi中継機がありますが、メッシュWi-Fi環境の構築という手法も最近は便利なため、利用者が増えています。「メッシュWi-Fiとは?」「メッシュWi-Fiと中継機の違いは?」などについて今回はまとめていきたいと思います。
 

メッシュWi-Fiとは何か?

「メッシュWi-Fi」は、複数の専用中継器を設置し網目のように接続しあってWi-Fiの通信範囲を広げるWi-Fiのネットワークのことです。離れた部屋や異なる階にメッシュWi-Fiに対応した子機を設置することで、家やオフィスでどこにでも電波が届く安定した環境を作り出すことができます。
従来の中継器を違う点としては、中継機はWi-Fiのエリアを広げる場合は、ルーターの通信経路処理は親機一人の仕事ですが、メッシュWiFiでは中継器も本来のルーターと同様のことができるようになります。Wi-Fi中継機をWi-Fiのエリアの拡大では、親機のWi-Fiの電波が届かない場所でWi-Fiに繋ぎたい場合には、中継機のSSIDとパスワードを利用してWi-Fiに繋ぐ必要があります。
メッシュWi-Fiの環境では、この手間がかかりません。
家中どこでも、SSIDなど変更しなくても繋がるメリットがあります。
「メッシュWi-Fi」のネットワークを活用すれば、接続する端末が5台、10台と増えても通信を分散させることができるようになり、一番電波の状態がいいルーターに接続されるため快適な通信が保たれるようになります。
 
 

メッシュWi-Fiと中継器の違い

メッシュWi-Fi 中継機
親器と子機の関係 機能は同じ 親機と子機の関係
負荷 ルーターとサテライトで分散 親機に集中
SSID 共通 機器によって異なる

中継器は子機にアクセスすると負荷はすべて親機に集まります、そのため、親機のキャパが超えると、通信が遅くなるなどの影響がでます。
メッシュWi-Fi(サテライトルーター)では、本体と分身とで負荷を分散させることができるため、速度低下が起こりにくくなるなどのメリットがあります。
 
 

メッシュWi-Fiのメリット

メッシュWi-Fiを構築することで得られるメリットは以下のようになります。

  1. Wi-Fiのエリアが広がり、安定した速度でWi-Fiを使うことができる
  2. 最も安定しているルーターに自動的につなぎ変えてくれる
  3. 多くのWi-Fiデバイスに同時に接続することができる

メッシュWi-Fiの最大のメリットは、Wi-Fiルーター本体から離れた場所でも安定した速度でネット接続ができることと、自動で接続先のルーターを切り替えてくれることにあり、Wi-Fiルーターに負荷が集中し速度低下するのを防いでくれることです。メッシュWi-Fiは駅などで使える公衆Wi-Fiでの利用を目的にした技術であり、位置関係に関係なく広範囲をカバーし同じSSID接続することができます。
多くの接続機器があることを意識せずに、広い場所でどこでも安定して複数同時にWi-Fiに接続できるのが「メッシュWi-Fi」です。
 
 

次世代規格のWi-Fi 6対応のメッシュWi-Fiがオススメ

家でつながらない場所をなくしたい、接続できるデバイスの数を増やしたいと考えていらっしゃるかたは、Wi-Fi6に対応したメッシュWi-Fiのルーターがおすすめです。
これから発売されてくるWi-Fi対応のデバイスはWi-Fi6に対応しており、通信速度も早くなってきます。
 

TP-Link WiFi 無線LANルーター Wi-Fi6

¥10,727
Wi-Fi6対応し、子機をついかしていくことで、広範囲で途切れにくいネット環境を構築できます。価格も安いので、家庭でもおすすめです。

 
 
 
 

ASUSTek ZenWiFi AX

¥13,200
WiFi 6に対応したルーターです。家の内外で超高速、信頼性、安全なWiFi接続を提供するASUSU独自の技術を備えています。
1台で250㎡カバーするという仕様という触れ込みですが、実際は、家庭やオフィスなどでは、壁や家具など障害物があるため、高速で繋がるのは1台70〜80㎡程度になるかとおもいますが、それでも一台あたりのエリアはひろくなり、家庭利用では、メッシュWi-Fiを構築する必要ないぐらい1台で済むエリアをカバーします。

 
 
 
 

NEC AM-AX1800HP

¥13,200
親機とメッシュ中継機のメッシュ親機単体モデル(中継器は別売)。「部屋によってWi-Fiが届きづらい」「遅い」「途切れる」を解決できます。戸建てや鉄筋コンクリートマンション向け。
次世代規格Wi-Fi 6(11ax)に対応しており、従来のWi-Fiよりも通信速度は4倍程度早くなります。

 
 
 
 

まとめ

メッシュWi-Fiは広い家やオフィスなどでとても便利なWi-Fi環境をつくれます。同じSSIDとパスワードをつかってどこでもつながり、最適な通信環境を得ることができるので、
オフィスや家庭でWi-Fiのエリアを拡大したい場合にはメッシュWi-Fiを導入することをおすすめします。
 
 
 
 

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