テレワークなども増え、外出する機会も減り、自宅で過ごす時間が増えた人は多くいらっしゃると思います。
自宅でスマホやタブレット、パソコン、家電などを複数台WiFiに繋いでいると、速度が遅くなったりすることありませんでしょうか?
家庭で光回線を引いていたとしても、インターネットに繋がる機器がスマホやタブレット、PC、プリンター、スマートスピーカーなどのWiFi対応のデバイスが増えると、1台のWi-Fiルーターに接続し通信するには、通信速度の低下だったり、繋がりにくくなったりということが出てくることがあります。
自分の環境にぴったりなWi-Fi環境を整えるのにはWIFIルーターがとても大切です。
何をかっても一緒というわけではありません。
選択するWi-Fiルーターによって通信速度や繋がる範囲など性能が大きく異なります。
目次
Wi-Fi 6、Wi-Fi 5、メッシュWi-Fiとはなにか?
現在Wi-Fiルーターには大きくわけると3つのタイプの製品があります。
Wi-Fi 6、Wi-Fi 5、メッシュWi-Fi。
それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめると以下のようになります。
Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 | メッシュWi-Fi | |
メリット | 通信速度が早い 同時接続可能数多い |
対応機種が多い ルーターの価格が安い |
広範囲で接続可能 複数台の接続も対応 |
デメリット | 新しいため対応機器が少ない。 | WI-FI6と比べると速度や安定性が劣る | 複数の機器が必要となる。 |
Wi-Fi 6ルーター
2019年に公式発表された最新規格で、同時に接続できる端末の数が増加し、安定した通信と通信速度が向上しています。
Wi-Fi 6最大のメリットは通信速度です。Wi-Fi 5では理論値で約6.9Gbpsが最大でしたが、Wi-Fi 6では約9.6Gbpsと約1.4倍も高速になりました。動画配信サービスでは高画質の4Kに対応するコンテンツも増えており、安定した高画質動画の再生、ダウンロード時間の短縮には高速なデータ通信が必要不可欠でそれに対応できるのがWi-Fi 6となります。
最新のスマートフォンはWi-Fi 6に対応してきております。
Wi-Fi 6これから普及してきます。少し料金は高めかもしれませんが、長い間使うことになりますので、買い替えたりするならばWi-Fi 6に対応したWi-Fiルーターの購入をおすすめします。
Wi-Fi 6対応のWi-fiルーターには、ハイエンドモデルとエントリーモデルがあり価格が大きくかわります。ハイエンドモデルは高価でエントリーモデルは比較的安く購入できます。
エントリーモデルはハイエンドモデルの大きな違いは無線の性能になります。
ハイエンドモデルは最大4804Mbpsでの通信が可能で、エントリーモデルは2402Mbpsか1201Mbpsとなっています。
実質半分の数値になりますが、現在存在するほとんどのWi-Fi 6対応端末はハイエンドモデルの4804Mbpsに対応していません。
なので、しばらくは、エントリーモデルを購入してもまったく問題はないでしょう。
Wi-Fi 6は今までのWi-Fiと何が違う?
Wi-Fi 5ルーター
2020年現在、もっとも普及している規格でWi-Fiルーターとしても普及していることもあり、価格もかなりリーズナブルです。
これから新しくWi-Fiルーターを買うという場合は安いからといってWi-Fi 5に対応したものを買うより、Wi-Fi 6対応のものをおすすめします。
メッシュWi-Fi
メッシュWi-Fiは、複数のルーターを組み合わせてひとつのネットワークを構成し、電波が届きにくいところにも電波を行きわたらせることができるようにする仕組みで電波が届きにくい部屋があるといった場合には、メッシュWi-Fi対応のルーターを使うと環境を改善できます。
メッシュWIFIについてはこちらを参照ください。
同時に接続しても安定、家中で繋がるメッシュWIFI
メッシュWi-Fiは通信の仕組みの話なので、Wi-Fi 6やWi-Fi 5のルーターでの通信をすることになります。
中継機のような役割ですが、SSIDを変えなくても良いという点であったり、親機と子機というネットワークで親機に負荷が集中してしまうことがすくないため、快適な通信環境を維持できます。最近はWi-Fi6 対応でメッシュWi-Fiを構築できる機器も発売されています。
戸建ての家にお住まいの方や、オフィスなど広い範囲でWi-Fiが使えるようにしたい場合は、中継機ではなく、メッシュWi-Fiに対応するWi-Fiルーターがおすすめです。
最近ではWi-Fi 6に対応するメッシュWi-Fiも販売されています。
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