iPhone バッテリーを長持ちさせる設定 5G をオフにして 4Gのみにする方法

5Gで通信できる場所は増加していますが、その恩恵に預かれる場所は2024年3月現在においてもまだまだとスポット的な状況といえます。また5Gのような高速通信を必要とするようなコンテンツはほとんどありません。4Gで通信できれば十分なのです。しかしながら、iPhoneの設定で5G通信をするままだとバッテリーを無駄に消耗するというデメリットがあります。

今回は5Gの通信に設定していることのデメリットの解説、また、5G通信に対応するiPhoneを4Gのみで通信する設定方法を紹介したいとおもいます。

なぜ5Gではなく4Gだけの通信設定したほうがいいのか?

5Gの通信は4Gの通信よりも大容量・高速な通信が可能となります。スマートフォンなどの通信端末は多くの情報を高速で処理することになるため、負荷も大きくなりバッテリーの消耗が4Gに比べると大きくなります。
また、4Gにしか対応していないエリアで5Gを使う設定であると、iPhoneなどの通信端末が5Gの電波が届くエリアを探しつづけてしまいます。5Gで繋がらない場所の方が多いのに、5Gを探し続けるというのは、無駄な処理であり、その分、電力消費も増えてしまいます。

iPhone 15などにおいては、通常の利用で2日程度は充電しなくても大丈夫だとおもいますが、5G環境や4Gに環境なにも関わらず5Gを探し続けているとバッテリーの消耗は増えてしまいます。

5G通信設定のデメリットはバッテリーの消耗が増える
常に5Gに電波を探すため、iPhoneに不必要な処理があり、電池の消耗が増える。

iPhoneに5G対応SIMカードやeSIMを設定している人は5Gで通信ができるエリアにいた場合、5Gの高速データ通信ができるメリットがあるわけですが、バッテリーやギガの消費が速くなるデメリットもあります。
通信が途切れるパケ止まり(パケ詰まり)もあって迷惑します。
iPhoneを使ってる上で大事なのは、高速データ通信よりもバッテリー・ギガの残量の方ですよね。

そして5Gの大本命の周波数帯であるミリ波ですが
iPhone 15シリーズは5Gのミリ波には非対応なんですよね。
現状はsub6の周波数帯で5Gとピクトが表示されていますが、4Gよりちょっと早いというぐらいです。

5Gで通信できるところは4Gでも通信できます。

2024年3月現在、iPhoneで5Gの高速通信が必須となるコンテンツはありますでしょうか?
あんまり聞いたことないですよね?この動画は5Gで閲覧することをおすすめします。
このアプリは5Gの環境でないと動きません。
こんなアラートがでるようになったら5Gは必須ですが、現状は4Gで困ること有りません。
もちろん、通信が早いほうがダウンロードが早くなったりしますが、そもそも5Gで繋がる場所もまだまだ少ない状況です。
しばらくはiPhoneでの通信を4Gでの通信にしていても問題ないかとおもいます。

iPhoneで5Gを「OFF」に切り替える方法

1.ホーム画面から「設定」を選択

2.「モバイル通信」を選択

3.「通信のオプション」を選択

4.「音声通話とデータ」を選択

5.「4G」にチェックを入れて設定完了

5Gオン:5Gネットワークのエリア内にいる場合は常に5Gを使います。バッテリーの持ちが悪くなる可能性があります。
5Gオート:スマートデータモードを有効にします。5Gの速度にしても際立った成果が見られない場合は、4Gに自動的に切り替わるので、バッテリーの節約になります。
4G:5Gネットワークのエリア内でも、4Gネットワークしか使いません。

2024年3月現在、5Gのエリアはまだまだ限定的

2024年3月現在で5Gのエリアも少しずつ増えてきていますが、5Gエリアは狭く限定的であるのが現状です。
移動中において5Gのエリアの間に居る時はスマホが自動的に 「5G」 と「4G」の接続を切り替えを行いつづけることで、通信が不安定になってしまうことも少なからずあります。
5Gの方が「通信速度が速い」という利点はありますが、前述にもある通り、5Gでなければ見れないコンテンツはまだ少なく、4Gの速度でも困ることはありません。
自宅や職場など通信の安定が必要な場面で、通信が不安定になるのであればよろしくはありません。
バッテリー消耗も4Gのみの通信よりも激しくなります。

iPhoneの通信のオプションより『4G』などに変更すると通信の安定と、バッテリーの長持ちをさせることができます。もうしばらくは4Gのみの通信をしてみるのでいいのではないでしょうか?


2024年3月29日 内容を一部修正
2023年7月21日 内容を一部修正
2022年2月22日公開

コメントを残す