アップルが新しいiMacを発表しました。M1チップの搭載を前提に設計した初のMacで、デザインや本体性能、ディスプレイやオーディオなど、あらゆる面が刷新されています。2021年4月30日から注文でき、発売は5月後半を予定されています。価格は15万4800円（税込）からとなっています。
目次
スリムで洗練されたデザイン
M1チップははインテル製チップ搭載モデルと異なり、CPUやGPU・メモリなどシステムの各種要素を1チップ化したSoC（システム・オン・チップ）の方式を採用しているため、ロジックボードのサイズを大幅に削減可能となり、これによって、まるでiPadのようなスリムなサイズを実現したとアップルは説明しています。また、接地面積を削減したことで、設置場所の自由度も向上しています。
M1前提で開発された新iMacの大きな特徴がスリムで洗練されたデザインとなっています。
ディスプレイも刷新しており、ベゼル幅の削減によって、21インチの従来モデルからわずかに大きいサイズで24インチの大画面を実現。解像度も4480 x 2520のRetina 4.5Kと最上級で、P3の広色域と500nitの高輝度に対応します。環境光にあわせて色温度を最適化するTrueToneも備えています。
電力あたりの処理性能も向上
電力あたりの処理性能も飛躍的に向上しています。
Macbookとちがって、ファンを2基搭載していますが、、通常使用では動作音が10デジベル以下となり、ほとんど気にならないとされています。
静かというのもいいですよね。
性能も大幅向上
CPU性能も従来モデル比で最大85%、GPU性能もPhotoshopやAffinity Photoなどの特定アプリで最大2倍に向上。従来モデルのディスクリートグラフィックスよりも最大50%高速で、複雑な画像編集や動画編集も快適にこなせるといいます。
先端に磁石を内蔵した電源は丸形の専用タイプなりました。
こだわりがすごいなあ。
有線LANポートはACアダプターに内蔵されたるようになっています。
デスク周りもこれでスッキリします。
Mac史上最高のカメラ・マイク・スピーカー
カメラ・マイク・スピーカーも大幅に刷新されています。1080p解像度の新FaceTimeカメラはM1チップと密接に連携しており、センサーが取り込んだ一連のピクセルをM1内のISP（画像処理プロセッサー）が分析し、M1のニューラルエンジンが賢くホワイトバランスを調整します。内蔵マイクはビームフォーミング技術を活用することで、ユーザーの口元から発せられる音声だけを拾い、背景ノイズを削減。また、PC本体からの反響音も削減し、内蔵マイクだけで自然な会話が行えるといいます。スピーカーも進化しており、低音を強調するウーファーには、不必要な振動の発生を抑制するフォースキャンセリング機構を採用されており、これと中低音を担う計6つのスピーカーによって、強くはっきりした低音とクリアな中高音が楽しめるようになっています。内蔵スピーカーのみで空間オーディオに対応しており、アップルは『Mac史上最高のサウンドシステム』と説明しています。
これからのパソコンの基準となる
Appleが作り出す洗練されたデザインと考え抜かれた昇華された機能が生み出すこれからのパソコンの基準となるようなiMacが誕生した気がします。
これに似たような形と機能のWindowsのパソコンもこれから登場してくるのでしょう。
Appleとしては、これから、MacBookもリニューアルを図ってくることになると思いますが、期待したいですね。
Source: Apple
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