スマホを使う上でギガの消費を減らすために無料のWi-Fiに接続して通信をするということってあると思います。iPhoneやAndroidのスマートフォンには、Wi-Fiを便利に利用するために「Wi-Fi自動接続」という機能があります。
目次
スマホの「Wi-Fi自動接続」
スマホの機能にある「Wi-Fi自動接続」は、Wi-Fiアクセスポイントに初めて接続したとき自動で有効になります。『設定』→「Wi-Fi」画面に表示されたWi-Fiアクセスポイント名(SSID)をタップしてパスワードを入力し、接続が完了すれば自動処理されるため、特に意識する必要はありません。一度設定をしておいてWi-Fiの機能をオンにしておくと「Wi-Fi自動接続」がデフォルトです。
接続したことが無くとも暗号化などが施されていないパブリックネットワーク(オープンネットワーク)などへは自動接続されるようになっています。
便利ではありますが、不便なところや、危険性もあります。
「Wi-Fi自動接続」の危険性
Wi-Fi自動接続には便利さがある一方で、特にフリーWi-Fi環境に自動的に知らない間に接続してしまうというのは以下のような危険性が存在します。
なりすましWi-Fiへの接続
悪意のある第三者が設置した「なりすまし」のWi-Fiネットワークに接続してしまう可能性があります。「なりすましWi-Fi」は個人情報や通信内容などを抜き取るために設置されたWi-Fiである場合もあるのでリスクが高いです。
暗号化されていない通信
フリーWi-Fiは暗号化されて場合も多く通信内容が第三者に容易に覗き見される危険があります。特に、メールやSNSの内容、ショッピングサイトのログイン情報などが漏洩することがあります。
ウイルス感染のリスク
悪意のあるWi-Fiネットワークに接続すると、コンピュータウイルスが端末に感染する可能性もあります。デバイスが遠隔操作されることも考えられます。
偽サイトへの誘導
ユーザーが意図しない偽サイトに誘導されることがあります。これにより、個人情報を入力させられるフィッシング詐欺の危険性が増します。
無料で使えるフリーのWi-Fiの中には、情報を取得しようとするなど悪意のあるWi-Fiもあります。情報抜き取ろうとするようなためのWi-Fiなので、そのようなWi-Fiにつながってしまうのは危険性があります。フリーWi-Fiの危険性と、注意して利用するためについては以前に記載したこちらまとめていますので、御覧ください。
無料のフリーWi-Fiの危険性 安全に使うために気をつけること
信頼のあるWi-Fi以外には繋がらないように設定
自宅のWi-FiやオフィスのWi-Fiなど自分が信頼できるWi-Fiだけが自動でつながるようにして、その他のWi-Fiには、「Wi-Fi自動接続」の機能を無効化しておくことことができます。
iPhone 特定のWi-Fiにだけ接続させる設定
iOSの場合は、信頼できるWi-Fに接続しているとき、『設定』→「Wi-Fi」の順に画面を開き、接続中のWi-Fiアクセスポイント名右横にある「i」ボタンをタップしましょう。
「自動接続」スイッチをオンにしておきましょう。信頼できないWi-Fiの場合はこの機能をオフに設定するか、Wi-Fi設定そのものを削除しましょう。
手間ですが、信頼できるWi-Fiだけには自動でつながる設定になります。
Android 特定のWi-Fiにだけ接続させる設定
Androidも同様に、保存済みのWifi設定のでオン・オフを設定していくか、信頼できないWi-Fiの場合は、Wi-Fi設定そのものを削除しましょう。
Androidの端末で特定のWi-Fiにだけつながるようにできます。
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