アメリカに1週間程度滞在する場合、楽天モバイルを使えば問題ない?

楽天モバイルを契約する人は増えてきてます。楽天モバイルの特徴として海外でもそのまま使えるというのもメリットの一つです。
アメリカを訪れる人も増えている中、
楽天モバイルはハワイやアメリカ本土で通信できるのか?
どれぐらい通信できるのかデータ容量は?
楽天モバイルのアメリカでの接続先はどこ?
実際の通信速度はどれぐらい?

そんな疑問があるとおもいますので、調べてみました。

楽天モバイルはハワイやアメリカ本土で通信できる

楽天モバイルは、海外指定の国と地域でデータ通信を利用できます。ハワイやアメリカ本土も対象です。

気になるデータ容量:2GBまで高速、超過後は低速

楽天モバイルでは、海外で毎月2GBまで高速データ通信を追加料金なしで利用できます。この2GBは、毎月1日の0時にリセットされるので、月初めにリフレッシュされます。
もし2GBを超えてしまったらどうなるのでしょうか?
2GBを超過した場合でも、最大128kbpsの低速でデータ通信を使い続けることができます。ただし、128kbpsという速度はかなり遅いです。

1日にどれぐらいデータ通信量が必要なのか?

MM総研の2024年の調査によると、スマートフォンを使っている人の月間データ通信量の平均は11.08GB。
これを1日に換算すると、約0.33GB。
1日におよそ330MBのデータ通信をしていることになります。
2GBを使い切るには6日程度必要となります。

これは平均の数値なので、これより多く使う人も多くいると思います。
旅行先なので調べたり、マップをみたり、いろいろ必要となるとおもうので、1日あたり500MBは使うと想定しておくと安心だとおもいます。
1日500MB通信するとすると4日間程度なら問題なく楽天モバイルで通信できるとおもいます。

アメリカでの接続先:3大キャリア

楽天モバイルは、アメリカ(ハワイを含む)で以下の3社を接続先としています。

  • AT&T
  • T-Mobile
  • Verizon

これらは、アメリカの主要な携帯キャリアであり、日本でいうドコモ、au、ソフトバンクのような存在です。

補足情報

  • 海外でのデータ使用量は、日本国内のデータ量としてカウントされます。
  • データ容量が足りない場合は、500円/GBで追加チャージが可能です。
  • Rakuten Linkアプリを使うと、通話やSMSを無料で利用できます。

アメリカ滞在に楽天モバイルでも4日程度なら大丈夫

楽天モバイルの海外ローミングサービスは、データ容量が2GB程度なので、3,4日の短期の旅行であれば十分便利に使えるでしょう。
しかし、それ以上の滞在となる場合や、たくさんデータを使いたい場合は、追加のデータチャージが必要となります。

楽天モバイルでアメリカから日本へ電話をかける場合はいくらぐらい?

楽天モバイルと契約しておけば、2GBまでアメリカでも問題なく通信ができることがわかりましたが、次は気になるのは電話ではないでしょうか?ハワイやアメリカ本土で現地のお店の予約とかよりも、日本へ電話をかけると場合もあるかと思います。

  • アメリカから電話を日本にかける場合、料金はいくらかかるのか?
  • アメリカで着信する場合はいくらかかるのか?
  • SMSの送信はいくらか?
  • SMSの受信はいくらか?

楽天モバイルを契約してアメリカで通話やSMSを利用する場合の料金は、使用するアプリや方法によって異なります。

Rakuten Linkアプリを使用する場合

日本への発信:無料
アメリカでの着信:無料
SMSの送信:無料
SMSの受信:無料
Rakuten Link 最高ですね。
結論がでましたが、通話に関してはRakuten Linkを日本と同様に使いましょう。

Rakuten Linkでの着信について

Rakuten Linkで着信できるのは発信側もRakuten Linkを使っている必要があります。
ですので、アメリカで日本からRakuten Linkではない標準のアプリや通常の電話を着信する場合には料金195円が発生します。

Rakuten Linkを使って日本からアメリカに電話をする場合
国・地域 通話料/30秒
アメリカ(本土) 34円
アラスカ 34円
カナダ 34円
グアム 34円
サイパン 34円
ハワイ 34円

この金額は標準アプリをつかって国際電話をかけた場合よりもかなり安いです。
iOSの標準アプリで通話する場合は、185円から280円程度の金額がかかります。

OS標準の電話アプリを使用する場合

ちなみに、iPhone に標準搭載されている電話アプリを使った場合の金額も記載しておきます。

  • 日本への発信:30秒ごとに34円
  • アメリカでの着信:1分あたり195円(2023年4月1日以降)
  • SMSの送信:約70文字ごとに3.3円
  • SMSの受信:料金情報なし(通常は無料)

注意点

  1. Rakuten Linkアプリを使用すれば、通話もSMSも無料で利用できます。
  2. OS標準の電話アプリを使用すると、通常の国際通話料金が適用されます。
  3. iOSユーザーの場合、相手がRakuten Linkを使用していない場合、国際SMSの送受信にはiOS標準のメッセージアプリを使用する必要があります。

楽天モバイルの海外サービスを最大限に活用するには、Rakuten Linkアプリを使用することで、通話やSMSの料金を無料にできます。ただし、アプリの使用には対象国・地域であることやWi-Fi接続が必要な場合があるので、旅行前に詳細を確認することをお勧めします。

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