unitoは2020年11月16日、東京都心にもうひとつの家を持つことができる、暮らしのサブスクプラン「Urban(アーバン)」の提供開始を発表しました。
urbanは、unitoが東京都心の上野・八丁堀・渋谷・東日本橋・恵比寿に用意する物件の中から、立地や広さなど希望に応じた物件を選び、数日間宿泊ができるサブスクリプションサービスです。
月額利用料は、利用日数と物件により異なります。
目次
暮らしのサブスク「urban」の特徴
利用できる日数
1カ月あたり3日間、5日間、10日間の3タイプから選ぶことができます・
一番安いプランだと、月6000円で3泊まで利用可能となっています。
契約中は宿泊無しでも荷物は保管できる
契約月は宿泊しない日もunito Shibuyaまたはunito CHIYODAのロッカーに、荷物を置いておける。
郵便受け
通知付き郵便受けを設置することも可能。滞在していない日に郵便が届いた場合は、LINEまたはメールで通知が届くようになっています。
利用人数
最大3名まで利用できる、コワーキングスペースも用意し、打ち合わせ等も可能となっています。
これだけ見ると、法人登記はできませんが、泊まれるオフィスとして利用可能な気がします。
テレワーク先の生活様式
2020年11月に東京商工リサーチが発表したテレワークに関するアンケートでは3割減という発表があり、一般的にはテレワークは減少傾向にあるようですが、一方で完全にテレワークに移行してしまう企業もあります。
完全テレワークに移行した企業で働く人にとっては、都心で生活を続けるメリットが薄らいでいる方もおおくなってきます。そのような方の中には、郊外への移住をし、必要な時だけ都心へ訪れるというような、働き方と生活をする人が今後は増えてくると思います。
オフィスワークに対する技術の進歩と人材管理のノウハウがたまり、生産性の向上とコストの削減ができた企業が増えてくると、今後テレワークを行うという同業の企業の数もあるレベルまで増えてくることにもつながるとおもいます。生活圏と仕事の価値観にも変化が起きて、今までの当たり前だった、通勤ありきのオフィスで仕事をするということに対するイメージは仕事内容によっては、ネガティブな印象としてとらえられるというようなことにだって今後はなりうる可能性があります。
週に一度、東京に出張してくる人向けとして、「urban」というサービスは利用されることがあるでしょうけど、今後は、週に一度東京に仕事に来るために東京の滞在先として利用するというような人も増えてくる可能性は十分あるとおもいます。
このようなサービスが今後、充実してくることは、テレワークの先にある、新しい働き方や生活様式も広がることを意味しているのではないかとおもいます。
しがらみからは減ってくると、主体性やクリエティティビティーがいまよりも重要視される未来にもなりそうですね。
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