2022年10月東京のテレワーク状況は?テレワーク実施率調査結果 

東京都は2022年10月の東京都内企業のテレワーク実施状況についての調査を行い結果を公表しました。9月はテレワークを実施する企業は減少傾向がみられました。
9月は新型コロナウイルスのオミクロン株であるBA5による感染者も減少してきした。2022年10月は入国制限の大幅緩和が始まりました。10月はどうなっているのか東京都のデータをまとめていきたいと思います。

東京都内の2022年10月のテレワーク実施率


都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は54.1%。9月の前回調査(51.9%)に比べて2.2ポイント増加しています。

調査月 実施率 増減
2022年10月 54.1% 2.2 ↑
2022年09月 51.9% 6.7 ↓
2022年08月 58.6% 6.3 ↑
2022年07月 52.3% 2.3 ↓
2022年06月 54.6% 2.1 ↓
2022年05月 56.7% 4.6 ↑
2022年04月 52.% 10.4 ↓
2022年03月 62.5% 0.2 ↓
2022年02月 62.7% 0.5 ↑
2022年01月 57.3% 0.9 ↑
2021年12月 56.4% 0.8 ↓
2021年11月 57.2% 1.8 ↑
2021年10月 55.4% 8.5 ↓
2021年09月 63.9& 1.4 ↓

従業員規模別のテレワーク実施率


従業員規模別のテレワーク実施率は従業員数が多いほどテレワークを実施している割合が多い傾向にはありますが、300名以上の規模の企業は9月85.1%でしたが、10月は67.9%となり減少がみられます。一方99名以下の企業では前回40.1%か49.3%と9.2ポイントも増加しています。

調査対象月 300名以上 100-299名 30-99名
10月 67.9% 58.5% 49.3%
9月 85.1% 60.4% 40.1%
8月 72.6% 62.5% 53.0%
7月 73.9% 53.3% 46.5%
6月 78.7% 63.6% 44.8%
5月 80.3% 62.4% 48.3%
4月 77.8% 59.4% 44.9%
3月 83.1% 62.7% 56.8%
2月 87.7% 70.8% 52.9%
1月 78.3% 62.3% 50.5%
12月 73.7% 63.8% 50.2%
11月 86.7% 62.1% 46.3%
10月 84.5% 57% 47%
9月 90% 72.4% 53.2%

テレワークの実施回数


テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が44.5%と、前回(48.4%)に比べて、3.9ポイント減少しています。

  週3以上 増減
10月 44.5% -3.9
09月 48.4% 1.2
08月 47.2% 1.8
07月 45.9% -1.8
06月 47.7% 0.1
05月 47.6% -0.2
04月 47.8% -1.5
03月 49.3% -2.1
02月 51.2% 7.9
01月 43.3% -0.4
12月 45.6% -0.4
11月 46.0% -2.7
10月 48.7% -0.9
09月 49.6% -2
08月 51.6%

「テレハーフ」活用状況


東京都では終日のテレワークに加え、半日・時間単位のテレワーク(テレハーフ)を推奨しています。
10月のテレハーフを実施する企業18.3%で前月16.5%より1.8ポイント増加しています。

  テレハーフ 増減
10月 18.3% 1.8
09月 16.5% -0.2
08月 16.7% -0.6
07月 17.5% -0.6
06月 18.1% -1.6
05月 19.7% -1.8
04月 21.5% +1.5
03月 20.4% +1.3
02月 19.1% -2
01月 21.1%

10月東京都はテレワークの実施率は増加

2022年10月は新型コロナウィルスの感染も減少しており、入国制限も大幅な緩和がありました。300名を超える企業でのテレワーク率は減少しましたが、全体的には54%がテレワークを実施している状況となってきています。
テレワークが定着してきてますね。

2022年10月テレワーク実施率調査結果

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