2022年5月の東京のテレワーク状況は?テレワーク実施率調査結果

東京都は2022年05月の東京都内企業のテレワーク実施状況についての調査を行い結果を公表しました。2022年4月は行動を規制するような要請もない月で、新しい期を迎える企業も多い月であり、東京都のテレワークは減少しました。2022年5月はまた減り続けているのでしょうか?

東京都内の2022年5月のテレワーク実施率


都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は56.7%。4月の前回調査(52.1%)に比べて4.6ポイント増加しています。
先月より増加となった月でした。

調査月 実施率 増減
2022年05月 56.7% 4.6 ↑
2022年04月 52.% 10.4 ↓
2022年03月 62.5% 0.2 ↓
2022年02月 62.7% 0.5 ↑
2022年01月 57.3% 0.9 ↑
2021年12月 56.4% 0.8 ↓
2021年11月 57.2% 1.8 ↑
2021年10月 55.4% 8.5 ↓
2021年09月 63.9& 1.4 ↓

従業員規模別のテレワーク実施率

従業員規模別のテレワーク実施率は従業員数が多いほどテレワークを実施している割合が多い傾向にはありますが、4月に比べると全体的にテレワークの実施率は増加が見れます。

調査対象月 300名以上 100-299名 30-99名
5月 80.3% 62.4% 48.3%
4月 77.8% 59.4% 44.9%
3月 83.1% 62.7% 56.8%
2月 87.7% 70.8% 52.9%
1月 78.3% 62.3% 50.5%
12月 73.7% 63.8% 50.2%
11月 86.7% 62.1% 46.3%
10月 84.5% 57% 47%
9月 90% 72.4% 53.2%

テレワークの実施回数


テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が47.6%%と、前回(47.8%)に比べて、0.2ポイント減少しています。

  週3以上 増減
05月 47.6% -0.2
04月 47.8% -1.5
03月 49.3% -2.1
02月 51.2% +7.9
01月 43.3% -0.4
12月 45.6% -0.4
11月 46.0% -2.7
10月 48.7% -0.9
9月 49.6% -2
8月 51.6%

「テレハーフ」活用状況


東京都では終日のテレワークに加え、半日・時間単位のテレワーク(テレハーフ)を推奨しています。
4月のテレハーフを実施する企業19.7%で前月21.5%より1.8ポイント減少しています。

  テレハーフ 増減
05月 19.7% -1.8
04月 21.5% +1.5
03月 20.4% +1.3
02月 19.1% -2
01月 21.1%

5月東京都はテレワークの実施率増加、テレワークを行う社員や時間は減少

2022年05月は新型コロナウィルスの感染拡大も減少し、政府からの行動規制の要請などもない月でしたが、東京都のテレワーク実施率は増加傾向がみられました。しかしながら、会社の制度として実施されるテレワークは増えましたが、テレワークをしない社員が微増した月になったのだとおもいます。
新型コロナウィルスとともに一気に拡大したテレワークですが、感染落ち着いてきた5月も実施する企業や取り組む企業が微増してきていることから定着しつつあるといっても過言ではないと思います。

2022年05月テレワーク実施率調査結果

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