2022年2月の東京のテレワーク状況はどう変化したか?東京都のテレワーク実施率調査結果

東京都は2022年02月の東京都内企業のテレワーク実施状況についての調査を行い結果を公表しました。テレワークは新型コロナウィルスの感染拡大防止だけでなく、企業の活動の生産性向上や、働きやすさ改善に取り組む上で重要な取り組みの一つではないかと考えています。2022年2月はオミクロン株の感染が収まらず、日本での感染者のデータでは高い水準のままだった1ヶ月でした。
1月につづいて、感染状況は大きく改善が見られていないじょうきょうでしたので、、東京都のテレワークの状況はどう変化したのでしょうか?

東京都内の2022年2月のテレワーク実施率


都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は62.7%となっています。かなり高い水準です。
1月よりも0.5ポイント増加しています。これまでの実施率は以下になります。

調査月 実施率 増減
2月 62.7% 0.5 ↑
1月 57.3% 0.9 ↑
12月 56.4% -0.8 ↓
11月 57.2% 1.8 ↑
10月 55.4% -8.5 ↓
9月 63.9& 1.4 ↓

従業員規模別のテレワーク実施率


従業員規模別のテレワーク実施率は従業員数が多いほど、テレワークを実施している割合が多く、2月は9ポイントも増加しています。

調査対象月 300名以上 100-299名 30-99名
2月 87.7% 70.8% 52.9%
1月 78.3% 62.3% 50.5%
12月 73.7% 63.8% 50.2%
11月 86.7% 62.1% 46.3%
10月 84.5% 57% 47%
9月 90% 72.4% 53.2%

テレワークの実施回数


テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が51.2%と、前回(43.3%)に比べて、7.9ポイント増加しています。これまで週3回以上実施する企業は減少傾向でしたが、大幅に増加しました。

  週3以上 増減
02月 51.2% +7.9%
01月 43.3% -0.4%
12月 45.6% -0.4%
11月 46.0% -2.7%
10月 48.7% -0.9%
9月 49.6% -2%
8月 51.6%

2月東京都はテレワークの実施率は増加し、テレワークの日数も増加

2022年02月は新型コロナウィルスの感染拡大が高い水準のままの1ヶ月でしたが、東京都のテレワークは全体的に増え、テレワークの日数は増加しました。
東京都のテレワークの状況を見ていると、まだまだ、新型コロナウィルスの感染拡大防止によって増加しているという傾向があるとおもいます。
新しい働き方としてテレワークが今後増えてくるのでしょうか?
来月もまた見ていきたいと思います。

2022年02月テレワーク実施率調査結果

コメントを残す