MMD研究所は「通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果を発表しています。
スマートフォンを利用している全国の15~69歳の男女15,000人を対象に2020年10月16日~19日の期間で「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」を実施いたしました。このリリースは現在のスマートフォンの料金の実態を調査することを目的としているため、現在、通信料金を無料で提供している「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」を除いて集計し、大手3キャリア(docomo、au、SoftBank)の括りとし対象者は14,639人です。
引用:MMD研究所
「楽天モバイル(MVNO)」はMVNOの中に含まれています。
格安SIMはキャリアサブブランドのY!mobile、UQ mobileとMVNOを合計した名称とされています。
IIJ,OCN,LINEモバイルなどはMVNOとしてカウントされています。
目次
2020年11月度 携帯電話料金平均
月々の携帯料金の支払い平均金額は
大手3キャリアが8,312円
格安SIMは4,424円(サブブランドのY!mobile、UQ mobileとMVNOを合計した名称)
MVNOは3,771円
となっています。
MVNOが3771円というのはちょっと驚きです。
結構支払っているという印象です。
データ通信のみ月額料金
大手3キャリアの平均5,853円
格安SIMの平均2,510円
MVNOの平均2,027円
MVNOでデータ通信の利用料金の平均金額が2000円程度ということは、10GB程度のデータプランを利用されている方が多いのだと予想されます。
契約中のデータ容量プラン
契約中のデータ容量プランについての調査では
「小容量(月間7GB未満)」が61.4%
「中容量(7GB~20GB未満)」が7.7%
「大容量(20GB~)」が16.1%という結果になった。
格安SIM利用者は
「小容量(月間7GB未満)」プランの契約者が80.9%
「中容量(7GB~20GB未満)」が9.3%、
「大容量(20GB~)」が2.7%と
小容量プランの利用が大多数となっています。
まとめ
政府は現在、携帯キャリアに月額利用料金の引き下げを求めています。『20GBの大容量プランが日本は諸外国に比べて高い』ということで、20GB程度での価格について取りだたされていることがありますが。
MMD研究所の発表データを見ると、20GB以下のデータ容量の人がほとんどとなっていることもあるので、
キャリアの値下げよりも、格安SIMへの移行が進めば、政府が求めていることが改善はされていきそうな気がします。
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