楽天モバイルが2020年10月12日から、物理的なSIMカード再発行手数料とeSIM再設定手数料を無料にしました。これまで、SIMカードとeSIMどちらも、SIMの再発行や交換には3000円(税別)の手数料が発生していましたが2020年10月12日以降は無料となります。
目次
手数料3000円から無料に
楽天モバイルでは、端末によって物理SIMとeSIMに分かれておりこれまでは以下のような変更の場合には手数料が発生していした。
- 物理SIM対応スマートフォン → eSIM対応スマートフォンに変更する場合
- eSIM対応スマートフォン → 物理SIM対応スマートフォンに変更する場合
- eSIM対応スマートフォン → eSIM対応スマートフォンからへの変更する場合
いずれもSIMの再発行手数料として3000円(税別)が必要となっていましたが。
2020年10月12日以降は、SIMの形態が変わる際、eSIMを再発行する際も、手数料は0円となります。
nanoSIMカードやeSIMの再発行および交換は破損や水濡れなどユーザーに過失がある場合でも無料で交換・再発行に対応してもらえます。
再発行・交換にあたって物理SIMカードの楽天からの配送料はかかりません。
ただし、nanoSIMカードの送料負担で楽天モバイルまで返送が必要になります。
手続きの流れ
今回、手数料が0円になった手続きを進めるには、「my 楽天モバイル」から申し込む必要があります。
「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「SIMカード交換」となり、変更したい希望のSIMを選び、その後、再発行を申請するという流れになります。
NTTドコモ、Au,ソフトバンクのSIM再発行手数料
大手キャリアでSIM再発行を依頼する場合は以下の再発行手数料がかかります。
NTTドコモ | 2,000円 |
au | 2,000円 |
ソフトバンク | 3,000円 |
税別の手数料が必要です。
楽天モバイルは0円になります。
eSIMを利用したい人にはお得
今回の変更によってeSIMが利用できる端末つかっているユーザー恩恵が大きいとおもいます。
eSIMは物理SIMのように挿し替えるという概念がなく、自前で機種変更する場合には3000円を支払っての再発行が必要でした。
今回の無償化により、自前で機種変更しやすくなり、より様々なeSIM端末で楽天モバイル回線を使い回せるようになります。
iPhone XR以降の機種に搭載されるeSIMでも、楽天モバイルのサービスを利用できます。
ただ楽天モバイルはiPhoneの正式な取り扱い事業者ではないため、予期せぬ不具合などに遭遇する可能性はないわけではないので、iPhoneでeSIMを使う場合は自己責任の上で行いましょう。
楽天モバイルは無料にした理由については「より手軽にお好きな製品を利用いただくため」と説明しています。
気軽にかえられるようになります。
もうすぐ、iPhone 12が発表されて、iPhone 12は従来機種と同様にeSIMにも対応するでしょうし、これを見越した楽天モバイルは、新しいiPhoneに合わせて楽天モバイルの利用者を獲得することを狙ってのことかもしれません。
nanoSIMカードやeSIMの交換や再発行手数料の無料化について詳しく教えてください
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